おさとう先生
先日は若葉アートギャラリーにお越しくださり、ありがとうございました。
園内を自由に見学いただき、ご家族を案内する子どもたちの嬉しそうな表情がとても印象的でした。
アートギャラリーでは、おさとう先生のアートタイムで制作した作品を中心に展示しています。
前日のこと、おさとう先生が子どもたちの作品を見に来て下さり、一枚一枚じっくり時間をかけて見て回られました。
私もあとについて一緒に見させて頂きました。以下、おさとう先生との会話の一部です。
「抱きしめたくなるような可愛いタッチだね」
「四月の絵のタッチは不安が垣間見えるけれど、最近描いた作品はダイナミックになっている。伸び伸びと生活出来るようになった心の動きが絵に表れているのかもしれないね。」
「平和な心が溢れ出ている優しい絵だね」
「自分の知識が絵に全部詰め込まれている感じ。色んなことに興味がある子なのかもしれないね」
担任の先生が子ども達から聞き出したコメントをじっくり読んでは
「このストーリー面白い!絵が一つの物語になっている
!私じゃこんなストーリー思いつかない」
「どうして煙を一本にしたんだろう?是非この絵を描いた子に聞いてみたい!」
作品について語るおさとう先生との会話はとても楽しくて、私自身違った視点で作品を見ることができ、また新たに気づけることもたくさんあります。
おさとう先生が作品へ向ける眼差しは、子どもたちの心を肯定に捉え、温かい視点で読み解いてみえます。
そして、その子らしさを全力で受け止めて作品を見てみえますし、子どもの世界観を楽しんでらっしゃいます。
絵に限らず、子どもと関わり、心を通わせていく上で、大切なことをおさとう先生から学ばせて頂いています。
椅子を持ち歩き、高いところに展示してある絵もじっくり見られていきました。
おさとう先生を見つけると、僕の絵を見て!私のこれだよ!と、子どもたちが取り囲んでいました。
結局、時間が足りなくなってしまい、全ての作品を見切れず、当日も見に来てくださっていたおさとう先生でした。笑