活発なお外遊び
久しぶりの投稿になります。
季節は春。25度を超える夏日もあり、私の知っている春とは思えない暑さですが、子どもたちの遊びが活発になっています。
昨年から大流行中のドッヂボール。卒園したかっこいいお兄さんの姿にあこがれて、現年長の子どもたちが一生懸命ボールを追いかけています。
砂場遊びも大人気です。
当園には固まりやすい性質の土と、サラサラな性質の土、二つの砂場があります。
ぴかぴかの泥団子を作ったり、ごっこ遊びをしたり、深い穴や高い山を造ったり、遊び方は様々です。
砂場は子どもの想像力を掻き立てて、様々な遊びに広がっていきます。こうやって遊ぶんだよ!という正しい法則がなく、子どもたちが心を解放して自分の心が向いている遊びに没頭できる場所です。
バケツに泥をいれて出す。水を流す。小さな器に取り分ける。何気ない行動の一つ一つが楽しそうで、夢中になって遊んでいます。
一見意味のなさそうな行動に、子どもたちの想いや興味がこめられていて、子どもの遊びをじっと見ていると、色々なことに気づかされます。
春になり、虫や植物の命が動き出しています。
園庭のどこに隠れていたのか、ヤモリやカエルを捕まえては見せにきてくれます。
サクランボの花が散り、青い実が膨らんでいます。これから熟していくと、実を狙った小鳥たちも幼稚園に遊びに来てくれるのかな?なんて期待してしまいます。
二人の男の子が一緒に捕まえたアオムシ。仲良く遊んでいるんだけど、どっちが持つのか、どっちが逃がすのか、一緒に逃がそうとか、互いの主張をぶつけ合いながら人間関係を学んでいます。
時には熱くなって泣いちゃうこともあるけれど、自分の意見を主張すること、自分とは違う意見があることを知ること、相手を思いやる気持ちだったり、ありがとう、ごめんなさいを素直に言える心であったり。
幼少期に遊びを通して、人と関わり合いながら生きていく人間にとって大切なことを学んでいます。
子どもとの関わりの中で、私が感じた面白い言動や成長の軌跡を幼稚園ブログ「わかばのかぜ」に綴っていきます。不定期での投稿になりますが、よろしくお願いします。