わかばのかぜ~園長からのおたより~

不思議におもうこと

2022.06.09

虫好きの子どもたちが、毎日捕まえた虫を見せに来てくれます。

虫かごを持つ姿は、まるで宝物を抱えているかのようです。

 

見せてくれたのは、形はタマムシのようだけど、色は全く違い、黒っぽい色の身体に鋭い口をしています。

「なんていう虫だろう?」

早速図鑑で調べてみると、よく知られている虹色の羽を持つタマムシの仲間のようで、ウバタマムシという種類だそうです。

どうして尖っている口をしているの?

どうしてウバタマムシは触覚が短いの?

どうして身体が三つに分かれているの?

虫って骨はあるの?

どうして?なんで?

と、子どもたちと虫を観察していると、次から次へと疑問があふれ出してきます。

 

不思議な物事と出会い、「どうして?」「知りたい!」と子ども自身の心が動いて疑問を持つ、ということを幼児期に大切にしたいです。

 

それにしても、子どもたちの持つ疑問に耳を傾けると、確かになんでだろう?と、子どもたちの着眼点に感心してしまいます。

 

今日は年長さんと田植えの土作りを行うため、汚れても良いようにポロシャツを着ていました。そんな私を見て、「どうして今日はいつもと恰好が違うの?」

 

目の付け所に、思わず笑ってしまいました。