わかばのかぜ～園長からのおたより～

桜の花びらが舞い落ちる中、令和四年度の幼稚園がスタートしました。

嬉しい新年度のはじまりです。

慣れ親しんだ幼稚園ですが、今日から一つ大きくなり、名札の色やクラスの場所、お友達や先生、新しい環境での生活となります。

少し緊張気味の表情で登園する子どもたちでしたが、「待ってたよ」と声を掛けると、照れくさそうに笑顔をみせてくれました。

新しい生活のはじまりを子どもたちと共に楽しみながら、進めていきたいと思います。

翌日の土曜日は入園式。可愛い新年少さん達がお父さんお母さんに手を引かれ、幼稚園への第一歩を踏み出してくれました。

笑顔が溢れている子、今にも泣きだしそうな子、慎重にゆっくりと歩みを進めている子、様々な姿ですが、どの子どもたちもすぐそばに安心できるお父さん、お母さんがいてくれるから、初めての社会生活である幼稚園の扉を開く事ができました。

お父さんお母さんの手をしっかりつかむ子どもたちの姿、嬉しそうに心配そうに子どもたちに目を向けるお父さんお母さんの姿から、ご家族にとって大切な宝物を3年間お預かりする責任の重さを感じました。

お父さんお母さんと繋がっているという安心感をもとにして幼稚園への第一歩を踏み出しますが、小さな心の中は不安や緊張で溢れているはずです。一人一人の気持ちを大切に受け止めながら、自分らしく歩んでいかれるように支えていきたいと思います。

3年間宜しくお願い致します。

「今日からここがみんなの幼稚園です。どんな時も、先生やお友達が一緒だよ。ワクワクドキドキの毎日が待っています。楽しみにしててね」