わかばのかぜ~園長からのおたより~

季節の移り変わり

2021.09.01

少しだけ暑さが和らぎ、過ごしやすい朝でした。
お外遊びをしていると、年長さんが空を指さし、「見て!綿毛みたい」とつぶやきました。見上げると、空一面にうろこ雲が広がり、秋の到来を感じます。
空いっぱいにモクモクと浮かんでいた入道雲は、少しずつ秋の姿に変化していました。
「美味しそうな綿あめにも見える」と別の年長さんも会話に加わり、空を見上げながら季節の移り変わりを語り合いながら、子どもたちとゆっくりとした朝の時間を過ごしました。
歳を重ねると、自然の移り変わりに目を向ける感動が少なくなってきます。逆に子どもたちは色々気づき、思うこと、感じる事を教えてくれます。今を生きる子どもたちから、教えられてばかりの毎日です。

幼稚園の片隅にある林檎の木に、今年もたくさんの実がついています。
林檎を見つけると大興奮の子どもたちが、採って教務課の前に並べてくれました。
まだ青い林檎ですが、子どもたちが一生懸命採ってくれた姿を想像すると、とても愛着が湧いてきます。