わかばのかぜ~園長からのおたより~

いきもの当番

2021.08.30

夏休み中は私たちがしていた生き物のお世話ですが、今週から生き物当番が再開し、子どもたちが交代でお世話をしてくれています。
今日は年少さんが当番としてお世話をしてくれました。
恐る恐るカブト虫にゼリーをあげたり、イモリの水槽にエサを落としてみたり、アゲハチョウの幼虫のミカンの葉っぱに霧吹きでお水をかけたりと、幼稚園の生き物当番といっても盛りだくさんの内容で、もしかしたら虫を触ったことがないような年少さんが、真剣な表情でドキドキしながらお手伝いしてくれます。


自分の手から与えたエサを生き物が食べる様子を見ると、「私があげたご飯を食べてくれたんだよ!」と、みんなとっても嬉しそう。
「食べた」ではなく、「食べてくれた」と表現する子どもたちの言葉に、命あるものはみんな意思を持っていることを理解していて、身近な生き物たちを大切に思っている優しい心が感じられて、嬉しく思います。

生き物当番のバッチをつけて、「私がお世話したんだよ」と、得意気な子どもたち。小さな経験のようですが、幼稚園の生き物たちは子どもたちに大きな喜びを感じさせてくれています。