生き物が教えてくれること
園庭のパンジーの花が満開を迎えています。
自ら、お花に水やりをしてくれる子ども達の姿を たくさんみかけます。
「あのね、お花にお水あげるんだよ!」
「お花さん、お水おいしいかな~」「いっぱい咲くかな~」
こんなに小さなお手々で、お水がいっぱい入ったジョーロを握りしめ、手洗い場からここまで「よいしょ、よいしょ!」とこぼれないように持ってきてくれたんだな・・・と思うと
子ども達の心が、お花さん達と通い合っているように見えて、なんとも愛おしく感じます😊

さて、昨年卒園していった子ども達が残してくれたもの。
年中組の時にキウイの種に興味をもち、その種をピンセットで一粒一粒取り出して育てたことがありました。
その中の、たったひとつの芽が成長してここまで大きくなりました。一番最初に「キウイを育てたい!」と言った卒園児さんは、卒園の間際まで「ちゃんと大きくなるかな・・・」と気にかけていました。
おーいおーい、こんなに大きくなったよ!!

桜の木の下には美味しそうな実がたくさん落ちています。
サクランボと違う、ちょっぴり固めの小さな実。
まるで宝石のように、大事そうに見せてくれました。一生懸命探し集めたんだね。

「ほら見て、私が見つけたのはね、赤も緑も黒もあるんだよ。」
色の違いを不思議に思っている姿も。
虫かごの中には、ミニブドウ?ミニマスカット?みたいな かわいい実がころり。

さて毎日、みんなで少しずつ新しい葉っぱを入れてお世話している『りんごちゃんとはーとちゃん』。
リンゴの葉っぱにくっついていた幼虫に名前を付けて、育てています。
下の方に小さなフンがいっぱいあるので「お掃除しよう!」と園庭のベンチで中の葉っぱを取り出してみました。
子ども達は興味津々。

あ!!小さな繭(まゆ)がたくさん出てきたよ😲

この小さな虫さん達は小さな繭に変身していました。

「葉っぱと葉っぱの間に挟まってる繭もいるよ!」
「金色の糸みたい・・・どうやって作った?」
「金色も黒も白っぽいやつもある!」
「アゲハのさなぎ?ちょっとちがうなぁ。」
繭に変身した幼虫はたくさんの不思議をプレゼントしてくれました。
さっそく図鑑を見に行った子も。
また、みんなでじっくり調べてみたいと思います。

そして、年長組さんが新しい土に入れ替えてくれたカブトムシの幼虫。
「見たいな、見たいな~」とほじっていますが、全然出てこない!!
下の方で、捕まらないように眠っているのかな?
「ねぇ、さわりたい!」と言う友達に、「寝とるかもしれんで、もうそっとしとこ」と話す姿も。
土に手をのせていると、「あったかいね」どうしてあったかいのかな?と疑問に感じている姿もありました。
調べたところ、幼虫が地上にコンニチワと出てくるのは土の状態が幼虫にとってあまりよくない状態だそうです。
なので、下の方で眠っているのは居心地の良い状態ということですね♪

先日の大雨の日、虫博士の園長先生がフタを開けて 土を雨で十分に濡らしてくださいましたよ。
でも雨ざらしにされず、またフタをして元の場所へ。
湿ってる方が幼虫も喜ぶのかな??
来週月曜日、みんなで園長先生に聞いてみたいと思います😊

そうそう、こんな姿もありました。
年少組さんが、たらいに溜まったお水をじーっと眺めていました。
手には虫メガネを持ち、それはそれは長いこと眺めていて、ふと「どうしてお水の色がちがうの?」と質問をくれました😊
「あっちはお水の色(透明ってことかな?)なのに、こっちはどうしてこの色なの?何が入ってるの?」
「うん、これは〇〇君の足についてる泥がお水に混じっているから、泥の色なんだよ。」
すると、虫メガネでジーっと見ながら、

「下の方は何があるの?」とまた質問をくれたので、底に沈んでいる小さな砂利をすくって見せながら、「かちかちの小さな石や砂がいっぱいあったよ。」と言うと、とても不思議そうなお顔で一生懸命眺めていましたよ😊
こんな風に泥水を一緒に観察していると、なんだか私の方までワクワクしてきました。
子ども達には、自然の中で作られる色や物の不思議に、たくさん出会ってほしいと思います。
そして、「どうして○○なの?」と問いかけてくれたら・・・それはチャンス!
一緒にじっくり考えたり調べてみたりしたいなと、この年少組さんから改めて教えられたひとときでした。


