優しさいっぱいの園庭遊び
2025.04.11
毎年、5月を過ぎると、虫探しが活発になる若葉第三幼稚園です。
虫さん達との出会いの場としていけるように、またその住み家としても準備していけるように、春休みの間に園庭の外壁周辺にクローバーとワイルドフラワーの種を撒きました。他にもいろんな春の草花を植えて、根付くのを待っています。
そして、やっと小さな芽が出始めました。子ども達も興味津々です。
プランターのお花も咲き誇り、じっと見ている年少組さんの姿も。
そこで、手洗い場のそばに、水やり用のジョーロを並べてみると・・・
早速「お花にお水あげたい!」「ぼくも!」と、子ども達が誘い合って水やりを楽しんでいましたよ。
子ども達の優しい気持ちが伝わってきますね。
なかには、泣いていた年少組さんの手をつないで、一緒に水やりをしている年長組の姿も。
「優しくしてくれてありがとうね」と話すと、
「だって、もうぼく年長組さんだから!」
ついこないだまで「先生どこなの~?」と泣いていたR君の言葉に、何ともたのもしさを感じて嬉しくなりました。
今年は特に、お兄さんやお姉さんが、年少組の子ども達のことを気にかけてくれていますよ。
靴箱の場所やお部屋が分からず困っている子の手を引いて、「ここだよ。」と教えてくれたり。
異年齢でのふれあい遊びの大切さを、改めて感じています。
この一週間、子ども達の 喜怒哀楽の全てが愛おしく感じる毎日でした。
来週からも、子ども達にとって、幼稚園や園庭が大好きな場所になっていけるように。
また自分の好きな遊びを見つけていけるように・・・そっと見守っていきたいと思います。