新『はら💦にこ😊コーナー』(年少組)
12月も半ばを過ぎ、冷え込むようになりましたね。
本格的な冬がすぐそこまで近づいているのを感じます。
そんな寒い毎日ですが、こちらで皆さんにご紹介している通り、子ども達はいつでも
「せんせい、鬼ごっこしよ!」「ドッヂボールやろうよ」とお外遊びが待ちきれない様子💕
パイレーツアドベンチャーでのマラソンや、わくわくサーキット、縄跳びなど、園庭で身体をたっぷりと動かしている子ども達ですが、
身体を楽しんで動かすことよりも もっともっと一番大切なことを、小さな子ども達にしっかりと教え切れていなかったと痛感したのが、昨日の外遊びです。
少し寒い日でしたが、いつもと変わらず思いっきり園庭遊びを満喫していた年少組さん。
ところが、遊びの途中で転んで唇を打ってしまうことが何件か起こりました。
幸いそばで見守っていた先生がすぐに気づいたので、迅速な対応が出来、大事に至りませんでしたが、
どの子もお顔から転んでしまい、ケガに繋がったという状況でした。
子どもたちにとって、思いっきり全力で走ったり、夢中で遊ぶことは、何よりも楽しいことです。
転ばないように常に傍について守ることが、子の成長に繋がっていくかというと、そうではありませんよね。
また、子ども達が全力で遊ぶための環境を整えることは出来ても、絶対に転ばないように未然に防ぐことは、不可能なことです。
たくさん転んで、「うんっ」と自分で立ち上がって、そこで心も身体も強くなり、色んなことを覚えていくのが子ども達。
でもやはり、大切なお子さんの身体は、出来るだけ大きな怪我に繋がらないようにしたい。
そのためにはまず、
『子ども達が、自分で自分の体を守る方法を身につけること』
が一番大事なことです。
そう、転んだ時に瞬時に手をつけるようにしたい!!
そのために、今日は朝からこんな取り組みを年少組のみんなで行いました👇
これは、赤ちゃんごっこ??
いやいや、とっても大事な運動をしているんですよ👆
人工芝ロードを準備して、子どもたちみんなで『四つん這い』『高這い』にチャレンジしましたよ!!
普段、2足歩行している私たちにとって、急に4足歩行をしようとすると体の状態をうまくつかめず、混乱します。
先生たちもお手本でやってみましたが、実は、これはすごい全身運動なんですよね💦
両手と両膝をついて、お友達の掛け声に合わせてリズムよく1,2、1,2!
思いのほか、「高ばいで進むのって難しいね💦」
緑の芝生の上をハイハイしながら進むことが楽しくて、笑顔がたくさん見られましたよ😊
・・・ただ、すごいスピードで走ろうとして、また転ぶという悪循環になる場面もありましたので、
あわてないように、また一定のリズムに合わせてハイハイが出来るように、
カスタネットで♩♩♩♩・・・と一定のリズムを刻んで
子ども達がしっかりを手のひらを付けて歩けるように応援しましたよ😊
「なんだか、ネコさんになったみたい。」「お馬さんになったみたい!」
1回目は膝をついて「ハイハイポーズ」で。
2回目は、膝をつかずにお尻をあげて高這いの姿勢で。
みんな、2回ずつ頑張りましたよ!
足のつま先までピン!と立てて、高這いをしている子も。すごいね!
順番を終えると「まだやりたい!」「次は明日??」と、この新しいチャレンジを気に入ってくれたようで、ホッとしました😊
お部屋に戻ると・・・いつもほとんどしない4足歩行の高這いに、ちょっぴり疲れた様子の子ども達。
全身運動したおかげで、お腹もぺこぺこ。給食をいつも以上にモリモリ食べている姿が印象的でした😲
「帰りに、もう一回やりたいな」と話している子も。
さて、高這いをやり終えたKちゃんが一言。「転ぶかと思って、ハラハラした~!!」
Kちゃんのこの一言には、実際に体験した実感がこもっており、この新しい遊び場の名前決めの時に『採用』とさせていただきました😊
他のみんなにも沢山の意見を出してもらい、きょう決定しました。
名付けて『はら💦にこ😊コーナー』!!
(転ぶかと思ってハラハラするけど、やってみると楽しくてにっこり😊の気持ちが込められています。
でも、このブログを読んでくださった皆さんしか分からない・・・かも💦)
明日も、年少組だけでなく年中、年長組、そしてちゅうりっぷ組もチャレンジしたいと思います😊
みんなが、思わず転んだ時に、さっと大切な自分の身を守れるように。。。頑張ろうね!