コパノライダーに会えたよ!!(年長組)
11月28日(月)、年長組のみんなでバスに乗って『笠松競馬場』に向かいました。
冷たい雨が降り出したのですが、バスに揺られていると・・・「あっ!虹がある!」
なんと2重の虹がバスからくっきり見えました。
子ども達も先生たちもびっくり😲
美しい虹に見守られながら、バスを降りて、厩舎に向かいました。
「しずかに、馬をおどかさないようにね。」
厩舎の中で待っていてくれたのは、調教師さんと・・・コパノライダー!
子ども達が揃ったので、『お馬さんがびっくりしないように、大きな声を出さないこと・ジャンプしたり飛び跳ねたりしないこと』を約束しました。
「馬をみるのは初めて!」「わたし、乗ったことあるよ。」
とワクワクしていた子ども達。
砂の道の中に、馬の足跡をみつけて、大盛り上がり!
早速、馬についてのお話を聞かせて頂けることになりました。
コパノライダーは体重が450kgあるそうです。
「子どもが20人くらいの重さと一緒かな。」と教えて頂くと、「20人??」と周りのお友達と顔を合わせてびっくりしていたみんな。
生きている競走馬を目の前にして、興味津々の子ども達からは聞きたいことが山ほどあり、沢山の手が挙がりました。
「馬は何か好きだと思う?」と聞かれて、
「人参!!」と自信たっぷりに答えた子ども達に、調教師さんは、
「実は甘いものが好きなんだよ。りんご・バナナ・すいかも食べるよ。」
それを聞いて「人参だけじゃないんだー!」と驚いた表情のみんなでした😊
みかん狩りを経験したばかりの子ども達からは「みかんは?」という意見が出ましたが、
「ミカン・レモンは酸っぱいから食べないよ。」と教えて頂き、
「ふ~ん。」「私もレモンは酸っぱいから食べないよ」などなど、お馬さんに共感したりと色んな反応がみられましたよ。
「馬の目はどうして横長なんですか?」
「馬の目は、瞳孔と言って目の中の黒い部分が縦に長いけど馬は横に長いんだよ。
どうしてだと思う?
馬は、自分の周り全体を見渡すために横長の目になっているんだよ。
猫の目は暗い所で光るけど、馬の目の一緒で暗い所だと光るんだよ。」
「馬はどれくらい眠るんですか?」
「馬は立ったまま寝ることができるんだよ。でも本当に疲れた時は、横になって寝るんだよ。
人間と同じくらいの時間、眠るんだよ。」
たくさんの質問に丁寧に答えて頂いた子ども達は納得の表情で、ますますお馬さんを身近に感じた様子でした。
そして、最後に、10人ほどのお友達がコパノライダーとスキンシップをさせて頂きました。
優しい目のコパノライダーに恐る恐る手を伸ばして触ってみようとする子ども達。
「お鼻がとっても柔らかいよ、触ってごらん。」
調教師さんに教えてもらい、触ってみると・・・
「ほんとだ、お餅みたいだね!」
「ふわふわだよ~!!」とすごく感激した様子でお話ししてくれましたよ。
じ~っとして、子ども達に身体を触らせてくれたコパノライダー。
「鼻息が人参のにおいがするよ」
「すべすべだった~!!」
「目がかわいかった」
と大興奮の子ども達でした。
最後に、みんなから手作りの御礼の色紙をプレゼントしました。
コパノライダーも喜んでくれたかな??
帰りには、競馬場全体を見せて頂きました。
「ここを走って競争するんだね。」
「お馬さんのオリンピックだね!」
競馬というのは『お馬さんが主役で競争するスポーツなんだな』と実感しました。
そして、こんなに素敵な『コパノライダー』のカードもプレゼントに頂き、お家でもご覧になられましたか?
生きている馬、愛情をいっぱいにかけられて育てられている馬。
特にコパノライダーは、Ⅾr・コパさんの息子さんの小林照弘さんが大切にお世話をされてみえるそうです。
その優しい優しい目を、子ども達に向けてくれていたコパノライダー。
子ども達にとって、命を身近に感じられたひとときであったように思います。
この機会を子ども達にくださった、小林照弘さん、森田さん、そして、笠松競馬場厩舎の職員の皆さま、本当にありがとうございました。