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『心を守るべき場所』幼稚園の姿勢です

2022.12.04

「『いま、何してるのかな?給食食べれてるかな?ママーって泣いているんじゃないかな?ひとりぼっちであそんでるんじゃないかな?』って運転中も仕事中も、頭からわが子のことが消えませんでした。・・・〇〇ちゃん、今日一日、本当によくがんばったね!

初めて満三歳児クラス(ちゅうりっぷ組)にお子さんを預けられた日、お子さんをお迎えされたときに涙ながらに話されたお母さんのひとことがいつも頭をよぎります。

お母さん方から離れて、初めての集団の場へ歩き出した、ちゅうりっぷ組さん。ちいさな心は不安と緊張でいっぱいだったと思います。でも、大丈夫!子ども達は、お母さん先生たちの、温かな笑顔に包まれて育っています。

年少組、年中組、年長組の子ども達も、担任の先生との信頼関係を築きながら、その他のたくさんの先生と一緒に遊んだり、お話ししたり、笑ったり、生き物のお世話をしたりしながら、生き生きとした毎日を過ごしています。

『一人ひとりの子を、担任の先生だけじゃなく、みんなで大切に見守っていこう!笑顔あふれる幼稚園にしよう!』これが若葉第三幼稚園の職員の合言葉です。

先日のメモリーフェスティバルでは本当に多くの保護者様が感想をくださいました。あれから一週間が経ちますが、今もなお、毎日のように感想のメッセージが届いています。感想からは、保護者の方々のお子さんへの愛情や想いがひしひしと伝わってきて、胸が熱くなります。

また職員への激励のメッセージもたくさん届けてくださりありがとうございました。「メモフェスでは、会場にいる全員の一体感を感じました」と言ってくださった方もみえました。

そんな言葉を頂いた私たちは、「この仕事を選んでよかった。この幼稚園で子ども達と毎日を過ごせて幸せだな。」と改めて感じ、子ども達や保護者の皆さんとの出会いに感謝しながら毎日を過ごしています。

そんな矢先に・・・

他県での3人の保育士による虐待が判明し、連日報道される考えられない内容にショックと憤りと悲しみと言葉にならない気持ちでいっぱいです。

子ども達は、私たち大人の心に包まれて育っていきます。子ども達の権利として、幼稚園とは、楽しくて安心できて一人ひとりの可能性を作り出していける場所でなければなりません。子ども達が自らの可能性に心をときめかせながら、自らを創り上げていける場所でありたいと常に思っています。

子ども達は、年長組さんでさえ、まだまだ幼く、言葉で自分の気持ちをうまく伝えられなくて涙がこぼれるときもたくさんあります。そんな心の機微をしっかりと汲み取って、そっと支えていきたいと思いながら日々関わっています。

そして、「先生たちがみんなを絶対に守るよ。だから、先生たちを信じてね。」そんな気持ちでいっぱいです。

大切な大切な子ども達を、当園を信頼して預けてくださる保護者の方々の気持ちにも寄り添いながら、日々の生活を温かくて充実したものにしていきたいと思っております。

大切なお子さんの為に職員一同心を尽くしてまいりますので、私たちを信じていただき、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。