年中組『1学期のアルバム』
昨年、年少組だったみんなが、階段を上って2階のお部屋に仲間入りした、4月。
一つ大きくなった喜びをかみしめながら、年少組の頃に比べて「もっと知りたい!」「〇〇ちゃんと一緒にやってみたいな!」・・・そんな子ども達の内面から湧き上がる意欲や想いを大切にしながら、周りの友達や先生との関わりも深めていけるクラスづくりに努めてきました。また、自然にもたくさん触れ、生き生きとした子ども達の姿を、保護者の皆さんと一緒に振り返ってみたいなと思います😊
また、このホームページを通して、幼稚園での子ども達の表情や姿が、集団での生活の中で少しずつ変化していくのを感じて頂けたら嬉しいなと思います。
4月8日の進級式は、桜の花びらがみんなの門出をお祝いしてくれていたね。まさこ先生、さやか先生、みお先生、みらい先生、りか先生、ちはる先生の6人がみんなの前で紹介され、ちょっぴり緊張気味に「よろしくおねがいします。」とご挨拶。すると・・・
みんなの方からも元気いっぱいの声で「よろしくおねがいします!!」のお返事が返ってきて、思わず笑顔に😊「みおせんせ~!」「ぼくの先生はりかせんせい!」手を振ってくれたみんな。とっても素敵な出会いだったね。
それでも、新しいクラスに入るとまだまだ緊張気味なお顔で、ドキドキしていたね。
3日目からは、給食が始まり、大好きな「特製わかばカレー」。♡の形の人参を見つけると、「あ、みつけた!!」思わずにっこり😊
わかばカレーを嫌いな子はほとんどいなくて、調理員さんの「おいしくな~れ」の魔法のせいか、「おかわり!」続出だったね。
さあ、すぐに外遊びが始まったよ!年中組になったばかりのみんなは、ボルダリングとうんていに果敢に挑戦していたね。
新しいうんていも大人気!!
毎朝、長蛇の列ができて、まだかまだかと待ち遠しいお顔で順番を待っていたみんな。
今年も早くから気温が上がり、4月末頃から衣替え移行期間に。夏の体操服、似合ってるよ!
年長組さんが種まきをしたひまわりやアサガオに、毎朝水やりをしてくれる子ども達も姿も見られました。
この頃、コロナのオミクロン株が流行って、先生たちもお母さん達も心配な毎日でした。こんな時こそ、みんなの体力が落ちないように、またマスクを外して思いっきり遊ぶ経験をして欲しくて、幼稚園のそばの宇佐中公園で思いっきり遊んだね。
幼稚園よりも高さのあるうんていに、挑戦する子が続出!!
そして、やっぱり楽しい虫探し。「だんごむしがいるよ!」「この虫はなんだろう??」と、どんな小さな虫でもすぐに見つけて教えてくれたね!
虫探しから帰ってきてからは、幼稚園のあっちこっちに置いてある色んな図鑑や生き物ポスターを、一生懸命に見ていたみんな。
さて、新しいクラスでは、先生の大型絵本を夢中でみたり、月刊絵本を読んだり・・・
クリス先生の英会話の時間は、出来るだけマスクを外せる環境で英語を学んでほしいとの思いから、園庭をいっぱいに使って英語でゲームをして遊んだね。
「みんなの発音や口の動きがよくわかり、とっても良かったよ。早く僕もマスク外したいなぁ」と、クリス先生。
5月中旬には、バスに乗って岐阜市長森にある畑まで、さつま芋の苗植えにいきました。
みんなは、広大な畑を前に少しびっくりしていたけれど、地域のボランティアの方々にパレットナイフを使って植える方法を優しく教えて頂き、軍手を真っ黒にしながら苗植えを頑張ったね。
5月30日には、『花まつり・灌仏会』を行いました。
園長先生が、花祭りの由来やお釈迦様が教えてくれたことをお話ししてくださいました。お釈迦様が生まれた日、世界中が喜んで世界中のお花が咲き、ドラゴンがお空に9匹現れたお話を目を輝かせて聞いていた子ども達。
「みんなは変わりがない存在です。自分の事を大好きになってね。」園長先生からの温かなメッセージを真剣に聞いていたね。
その後、花御堂に安置されたお釈迦様に甘茶をかけてお祝いしたね。「お釈迦様、お誕生日おめでとうございます」と、手を合わせて目をつむって、じっとお参りしたみんな。
6月2日、楽しみにしていた消防署見学の日。「はたらくくるま」に興味津々のみんなは、胸をワクワクさせながら、岐阜南消防署西分署までバスに乗っていってきたね。
救急車、ポンプ車、タンク車について、詳しく教えてもらった後、実際に乗ってみたね。みんなドキドキわくわく。とっても嬉しそうだったね。
とっても温かくて優しい消防士さんの姿に、私たちも心打たれました。「僕、絶対に消防士さんになりたい!!」子どもたちの夢が大きく膨らんだ一日になりました。
初夏から本格的な夏が訪れました。毎日のように新しい命が誕生したり、虫たちの成長や発見がいっぱいの『生き物コーナー』が大好きな年中組さん。
イモリの卵を発見したり、アリのお家を虫メガネやライトでじーっと観察する姿が増えました。
「あっ!みらい先生が大きく見えるよ!」・・・うんうん、ゆまちゃんもね😊
「もっともっといろんなことが知りたい!!」
そんなときは、ふしぎ発見コーナーに集まる子ども達。ずらりと並んだ最新の図鑑を、夢中で読んでいたね。
木々のいたるところに幼虫が現れるようになった、6月のある日。「お家で育てていた幼虫がアゲハ蝶になったから、幼稚園のみんなと一緒に逃がしたい!」と、ちょうちょを連れてきてくれたお友達。
アゲハチョウが大きく羽をはばたかせて、お空へ舞い上がると、子ども達からは「とんだ、とんだ!」「ばいば~い!!」
嬉しそうにお空をいつまでも見上げていたね。ちょうちょが生まれるたびに、そんな経験を何度もしてきました。
今も毎日のように生き物コーナーで生まれ出る、アゲハチョウ達。「ちょうちょが生まれてるよ!」気付くとすぐに、そっと大切に逃がしてくれる優しい子ども達です。
そんな大好きな年中組の空間を彩る『廊下飾り』をみんなで作ったね!子ども達が自分のクラス名(きりん組・ぱんだ組など)に愛着をもっていることから、「年中組・アニマルランド」をみんなで作ったよ!
とっても素敵な動物たちの森が完成!!楽しいジャングルの中で生活しているみたいで、毎日お友達と見上げていたね。クラスを超えて、年中組5クラスが一体感を持って生活するようになりました。
この頃から、はさみを上手に使えるようになってきた子ども達。
「ファミリーデー」のプレゼントや「時の記念日」の時計も、自分なりに工夫を凝らして、想いを形にすることができるようになってきたね。お家の皆さんの喜ぶ顔を思い浮かべながら大切に作っていましたよ💕
年中組では、運動大好き!を目指して『わくわくサーキット』も始まったね。得意な子も、あまりやったことがない子も、みんなが楽しく経験できるようにと目標を段階的に設置した先生たち。
「鈴まで行けなくても、動物にタッチできたよ!」嬉しそうな笑顔が広がりました。
年少組よりもちょっぴり難しい箇所もあるけれど、みんなで園庭をいっぱいに使って身体をたくさん動かしたね!
スポーツタイムの清水先生にも、色んな運動を教えてもらったね。
普段から、わくわくサーキットや忍者に変身しての障害物を経験していた子ども達は、「上手になりたい!」「もっとやってみたい!」・・・こんな前向きな気持ちを、どの子も少しずつ持てるようになってきました。
やる気満々で、マットや跳び箱、鉄棒に挑戦していく姿をたくましく感じた私たちです。
「はじめは出来なくても、大丈夫!何回も、何回も挑戦してできるようになっていくんだよ。だから『できない~!』は無しだよ。まずは先生と一緒にやってみようね!」
頼れる清水先生の言葉に、子ども達の表情がきりっと引き締まり、あきらめない姿が続出!スポーツタイムは、身体づくりと共に、心も強くなっていける大切な時間です。
さて、5月の『どこでもドアの日』に続いて、6月もみんなで加納城跡公園にでかけました。
今回は探検ポシェットをかけて、ドキドキしながら暗~いトンネルをくぐったね!
恒例の虫探しをとっても楽しみにしていた子や、お花を摘んで花束にして見せてくれたり、長~いつるで綱引きをして楽しんだり😊自然を満喫できたひとときでした。
蝉の鳴き声が響き渡るようになり、本格的な夏が到来!
6,7月にかけては『どろんこフェスティバル』。お友達と全身泥まみれになって無我夢中で遊んだね。
泥の感触や可塑性は、子ども達の心や五感を大いに刺激してくれます。
この経験を通して、子ども達にどんな感覚が育っているのかまだ目には見えないけれど、子ども達の感覚が、確かに少しずつ研ぎ澄まされていくのを見ていて感じました。
7月4日のスターフェスティバルでは、初めてのクッキングに挑戦!星の形やハートの形を白玉粉で作ったね。そうめん汁に、もっちもちのお星さまが浮かんで、まるで天の川みたいだったね。
巨大迷路には、思いを込めて作った飾りや絵をみんなで飾ったね。
いよいよ、巨大迷路に挑戦!!迷路の中は暗くて怖かったけど・・・お友達と一緒なら平気!ピースの余裕も😊
そして、年中組になって初めての保育参観は『ゆかいなタコ釣り』。ハサミをたくさん使って、みんなでつくったね。CDに合わせて『さかな釣り』の手遊び、おもしろかったね!
お父さん、お母さん、おばあちゃん、おじいちゃん・・・密にならないように参観にご配慮いただきありがとうございました。子ども達がそれぞれ成長した姿をじっくりとご覧いただけたことと思います。
お友達がグミの作り方を教えてくれ、それを聞いた年中組の先生たちが「ぜひやってみたい!!」と計画したハッピー💗クッキング。
「ぷるるんグミをつくろう!」みんなでクッキングルームで作ったね。
とってもかわいくて、ぷるんとした「くまさんのグミ」が完成!!どきどきしながらそっと手に乗せて食べてみたよ。そのお味は・・・
「すっごい美味しかったよ!」「リンゴの味がしたよ」と大好評だったね♪
園長先生と虫仲間になって、園庭を探検する毎日を過ごしていた子ども達。
そんなある日、1匹のミミズとの出会いがありました。
年中組の子ども達が、いのちについて触れ、いのちについて一生懸命考えた瞬間でした。
★ミミズとカニと、みんなの気持ち ←詳しくはこちらの記事をクリックしてお読みくださいね。
それをきっかけに、園長先生がお話を聞かせてくださる『心の日』では、年中組のみんなで『いのち』について考えてみたね。
限られた時間の中で、園長先生は『ミミズ』という絵本を読んでくださいました。ミミズについて、これまで知らなかったことをくわしく知ることが出来た子ども達。
ミミズは一生懸命生きていることを知るだけでなく、カニも生きるためにえさを食べることを園長先生から教えてもらったね。
これからも子ども達は様々な生き物たちと出会っていくことと思います。自分よりも弱くて小さな生き物にも愛情を感じられる『優しい心』を、子ども達と大切に関わり合いながら育てていきたいと思います。
さて、この3ヶ月間を子ども達と過ごしてきて、毎日楽しいことや面白いことが盛りだくさんで、なかなか掲載しきれなかった保育内容のひとつが学研まなびタイムです。
学研教室の講師の先生たちは、毎回まなびタイムの前にじっくりと打合せや準備をされています。
『子ども達が興味を持って楽しく取り組めるために、出来る限りの工夫をしたいね!』と、とっても意欲的な4人の先生たち。さあ、子ども達もお待ちかねです。今日はどんなことを学ぶのかな?
みんなの前に立って、ドキドキしながら自分が選んだ文字や写真を黒板に貼ったり、言葉で話したりする機会をたくさん設けています。みんなと一緒だから、だいじょうぶ。間違えたっていいんだよ。
自分の言葉でお話しできたことが、とっても素敵なことだからね。
鉛筆の持ち方も、一人ひとり丁寧に教えてもらいばっちり!!これからも、まなびタイムを通して、正しい持ち方を身につけていこうね。
しっかりと鉛筆を持って、プリントに集中して取り組んでいる静かなひととき。
思いきり遊ぶ時の表情とはまた別人のような、子ども達の真剣な表情。なんだか圧倒されますね。
子ども達にとって、学ぶ事は、知らなかったことが分かること。学ぶことは面白い!
そんな風に感じられる学研まなびタイムでありたいと、講師の先生たちと話し合って進めています。
そして、最後は、1学期生まれのお誕生日会の様子をご紹介。
大きな拍手の中、胸を張ってレッドカーペットを歩いていく子ども達。
一年にたった一回だけの大切なお誕生日。「生まれてきてくれてありがとう」の気持ちで、先生たちからのプレゼントをしました。みんな、喜んでくれたかな?
7月20日、年中組のみんなで田んぼや植物の成長をじっくりと観察したね。年長組のお兄さん・お姉さんが苗植えした田んぼの稲がこんなに大きくなりました。
夏休み直前に、園長先生が、「生き物コーナー」で育てていたキアゲハの幼虫を、プランターの三つ葉にお引越しさせてくださいました。幼虫さんも、やっぱり広いお外は嬉しいみたいで、こんなに大きくなってモリモリ葉っぱを食べています。
この夏休みの間にはサナギになり、キアゲハになって大空へ飛び立つことでしょう。
この1学期に色んな経験をして、心も体も大きく成長したみんな。また8月19日に元気なみんなに会えるのを、楽しみにしているよ!!コロナに気を付けて、楽しいお休みをお過ごしくださいね😊
🐛園長先生から年中組のみんなへ🐞
元気いっぱいな年中さん。お友達との関わりが増えて、時には喧嘩したりすることもあるけれど、寂しそうなお友達を気遣ったり、困っているお友達を助けたり、一つの事を一緒になって喜び合ったり、お友達を大切にする優しい年中さんの姿をたくさん発見しました。
素敵な夏休みを過ごしてね。