幼稚園からのお知らせ

『はさみで、おりょうり』(年中アートタイム)

2022.05.10

カワイ造形教室のおさとう先生(佐藤倫子先生)と一緒に、楽しみながら作品作りに取り組む『アートタイム』

年中組第1回目の5月10日(火)は『はさみで、おりょうり』にチャレンジしました✨

何を作るのかな?どんな風に作るのかな?・・・と子ども達は目をキラキラさせながら、おさとう先生のお話を聞いていましたよ。お料理にまつわる経験をみんなで話し合った後、お手本の作品を見せてもらった子ども達。今にも匂ってきそうな美味しいカレーの周りに3人のお顔が描かれていました。それを見た、だいちゃんが「3人も食べたら、ケンカにならない?」とぽつり。すかさず、おさとう先生が「大丈夫よ!10人前のカレーだから山盛りなの😊」にっこり。

こんな調子で、子ども達は思ったり感じたことを佐藤先生とたくさんお話ししながら作品作りは進んでいきます。

さあ、まず最初に、中身をカレーソース、トマトソース、ホワイトソース、おみその4つのソースを使って、自分が何を作るのかを考えてみたよ。
「ブロッコリーが食べられないから、(ブロッコリーは入れない)おみそ汁にする!」
「ブロッコリーが嫌いだからカレーに入れたくないな」
・・・どうも子ども達にはあまり好かれていないブロッコリーさん💦

そして、お料理をイメージしながら、子ども達は思い思いにお野菜を選び、まるでお買い物をしているかのよう😊想像力を膨らませながら、自分で選ぶのって楽しいよね。

さあ、選んだ野菜を、いよいよハサミで刻んでいくよ。

ビニールを平らにのばした「まな板」の上に、はさみでチョキチョキと細かく刻んで食べやすくなったお野菜がどんどんのっていきました。「玉ねぎは皮をむいて食べやすくしようね。」
四角い画用紙の角をチョンチョンと切り落とします。「できた!」

材料を切り終わったら、いよいよソースづくり🍛

お鍋やお皿をぐるぐるっとクレヨンで描いて、絵の具で自分の決めたソースを塗り拡げていきました。ぺたぺたと絵筆を動かす度に、熱々のシチューやトマトソースが増えていくので、子ども達はますます夢中で塗り拡げを楽しみましたよ。

時々、おさとう先生が「美味しくするには、もっとソースがいるね~」と絶妙な色合いの手作りソースを作って足してくれました。
手作りトマトソース、美味しそうだね♪「お家で、お母さんがお料理作るときにお手伝いをしてるよ!」「お野菜嫌いだから、お母さんいつも小さく切ってくれるんだ。」

弾む会話と同時に、画用紙の中のお料理がどんどん仕上がって、とっても美味しそう♪みんなの気持ちが隠し味になった、美味しそうな料理ができあがったら、「さあ、このカレーやシチュー、誰と食べようか?」

子ども達は、自分や家族、お友だちなどが食べている様子を、パールオレンジの絵の具で描いていきました。


よ~し、完成!!最後は『せんせい、あのね』タイムです。

「これ、お父さん。美味しいね~!って喜んでるよ。」「おかわりしたいって言ってるのは私。」「赤ちゃんも一緒に食べてるよ。」

中には担任の先生が登場している子も。先生は目を細めて、嬉しそうにお話を聞いていましたよ😊

心のままに表現することが、とっても楽しくて夢中になれる時間、それが『アートタイム』です。

どの子の作品からも、美味しいお料理をみんなで囲んだいる様子からは温かな愛情が伝わってきますね。そして、今にも楽しい会話が聞こえてきそうですね💕