どこでもドアの日(つばき・さくら組)
ふじ組ともみじ組が無事に帰園したあとは、いよいよ「つばき組・さくら組」の子ども達が『どこでもドア』の扉を開けました。
少し緊張した面持ちでバスを降りる子ども達。
これから始まるワクワクドキドキのひとときを、思う存分に楽しんで欲しいと願いながら、子ども達をご案内です。
歩き始めると、まるでお散歩気分。笑顔がいっぱいに広がりました。友達と一緒ってうれしいね💕
嬉しくて嬉しくて仕方がない気持ちが伝わってきますね😊
さくっさくっと落ち葉を踏みしめる音。
そして、坂道を登れば登るほどに、テンションがどんどん上がっていく、子ども達の胸の高鳴りが聞こえてくるようです。
マスクを外して、新鮮な森の空気をお腹いっぱいに吸い込みながら、友達とにこにこ笑顔で、頑張って歩いて行く子ども達。
後半は、特にぽかぽか暖かい陽気になり、汗ばむくらいでした。
子ども達は『薬木の広場』につくと、その壮大な自然にびっくり😲
「すごい・・・!たのしそう。」「早く遊びたいよ。」遊ぶ前に、安全に楽しむためのお約束を確認しました。
早速、それぞれ興味を持った場所に行って、遊びをスタートさせた子ども達。
この後半チームは、『食べられる実』に興味津々で、みんなが集まってきましたよ。
秋グミの実を取ろうと必死の子ども達。野イチゴも生えており、園長先生に「食べられる実だよ。」と教えてもらって・・・
酸っぱい・・・微妙な表情💦 中には、「この味、大好きな味だよ。」といっておかわりしている子ども達も。はじめて食べた!という子がほとんど。先生もはじめて食べたよ。
秋グミの味ってとっても不思議で、「私たち大人には渋い味でも、子ども達にとっては甘みが感じられるみたいですよ。」と園長先生が教えて下さいました。
野イチゴの方が、甘味が感じられたかな。とってもきれいな朱色のプチプチした実です。
おやつタイムでも『秋グミ』の話題が尽きません。
秋グミこそ、美味しいおやつになったね💕
自然の中で、みんなで食べるおやつってどうしてこんなに美味しいのかな♫
さあ、残りの時間を慈しむように、遊びを再開する子ども達。
こちらは、大きな大きな太~い枝。こんなにたくさんぶら下がっても、びくともしません。
足にくっついた萩の実を取りながら、大好きな先生と「宝物さがし」に夢中。
この日、私たちと同じく遊びに来ていた『森のようちえん』のお友だちが、「ここには、むかごが出来るんだよ。」「こっちも野イチゴがあるよ。」と教えてくれました。
すっかり友達になった子ども達。
もっともっと遊んでいたいけれど、帰る時間です。「えー!かえりたくな~い」
「でもね、これから『もみじの橋』を通って探検に行くよ!」というと、すっかり山や自然に興味津々の子ども達からは、「やったー!早く見に行きたい。」と元気な声が返ってきました😊
たっぷり遊んでも、まだまだ元気いっぱいのつばき組とさくら組。
子ども達にとって、あまりにも楽しかったせいか、どこを見渡しても笑顔、笑顔、笑顔。
そして、『紅葉の橋』に到着です。
紅葉がはらはらと行き交う、とってもステキな橋をみんなで渡りましたよ。
葉っぱをかき分け、お気に入りの1枚を探しました。ドングリやクヌギも見つけたね!
子ども達が帰って行った森の中は、静けさを取り戻していましたが、少し寂しい風景でした。
帰りのバスでは、疲れてぐったりだった子ども達。『どこでもドアの日』のはじめの一歩はどうだったかな?
マスクを外して、山の空気を顔全体で感じながら、思い思いの遊びをめいっぱい楽しめたね。また、お天気にも助けられて、本当に充実したひとときを過ごすことが出来ました。
帰り道、「あといくつ寝たら、またここに来られるの?」と聞いていた子ども達😊
小さな身体で五感をフルに使って、この自然の中でどんなことを感じたのかな。その心の中を覗いてみたい気持ちでいっぱいです。そして、私たち職員も、大自然の中で、心が癒やされた、ステキな『どこでもドアの日』となりました。
次回は、卒園を迎える3月に。その時は、緩やかなハイキングコースに挑戦できたら良いなと考えています。それを目標に、『わくわくサーキット』や『マラソン』で体力作りに励んでいこうね。
みんな、楽しみにしていてね♫