幼稚園からのお知らせ

どこでもドアの日(ふじ・もみじ組)

2021.12.02

前日の、12月1日のこと。年長組の子ども達に「明日の『どこでもドアの日』ってどこに行くんだと思う?」と聞いてみたところ・・・

「きれいな海が見えるところだったらいいな。」「鳥とか動物が沢山いるところかな?」「虫取り!」「ドラえもんがいるところ??」「バスとか電車に乗っていくのかな?」

・・・お母さん方が内緒にしていて下さったお陰で(ありがとうございました😊)、「知ってる~!」と言う子は一人もいなくて、どの子もワクワクドキドキしながら想像力豊かにその日を待っていてくれました。

そして、いよいよ当日を迎えた子ども達や先生たち。

今日2日は、雨が上がって晴れ間が広がった、本当に良いお天気🌞みんなの願いがお空に届いたのかも。。。

ジャンバーを羽織って、軍手もバッチリの子ども達は、朝からわくわくが止まらない様子。手には『どこでもドア切符』をしっかりと持って、「行ってきま~す!!」

 

でも、どこに行くのかな?行き先が分からないから、少し心配そうな子も。大丈夫、みんなが一緒だから安心してね😊

さて、子ども達は35分ほどバスに揺られて・・・やっと着いたよ!!

『どこでもドアで、いつもとちがう世界へようこそ!』

きっと、想像していた場所とちがった子も沢山いたことと思います。ここは・・・どこ?」みんな、キョロキョロしながらバスを降りてきましたよ。

「ここ、森だね!」・・・そう、紅葉が美しい大自然が子ども達の訪れを待っていました。

園長先生が早速子ども達をお出迎え。「みんな、ようこそ!今日はこの大自然の中で、みんなが好きな場所で自由にたくさん遊んで良いんだよ。思いっきり楽しもうね。」

少し心配そうな表情の子もいましたが、園長先生からのお話を聞いて「やったぁ!」とホッとした様子でしたよ。

「みんな、切符は持ってるかな?」「今日は思いっきり楽しむよ!」「えいえいおー!!」すると、笑顔が一気に広がり、子ども達のテンションも上がってきたみたい😊

先生に切符を渡して、入り口を通り抜けたら、新しい世界が待っていたね。大自然の中にゆっくりと進んでいく子ども達。

今回遊ぶ場所の『薬木の広場』を目指して突き進もう!

歩く間にこんな会話も聞こえてきたよ。「トトロの森みたい!」「トトロが出てくるかも知れないね。」

子ども達は、目をキラキラと輝かせながら、まるでトンネルみたいに背の高い木々が連なる坂道を頑張って進んでいきましたよ。長い坂道も、笑顔、笑顔

広場に到着すると、目に飛び込んできた色とりどりの木や草花。思わず「わあ~!すっご~い!!」と、駆け出すみんな。

広い自然の中で遊ぶときのお約束を確認しながら、まずはみんなで、広場を一周ぐるりと散歩しました。

「先生、こんな木があったよ!」と枯れ木を見つけて、ピース✌

かわいいピカピカどんぐり🌰がいっぱい!!帽子もついてるよ♫

「先生、木登りしてもいい?」「いいよ!」「やったー!!」ぐんぐん登っていく子ども達。

そして、この笑顔✨

紅葉の季節だからか、色々な実がなっていましたよ。

「よいしょ、よいしょ。」大きな木の枝も、友達と協力すれば重たくないよ。

丸太をひっくり返してみると・・・「なんかいるよ!」虫さがしの血が騒ぎます。

大自然の中では、本当にちっぽけな私たち。でも、この場所は、子ども達にとっては宝物だらけの最高の場所。

先生見て!キノコを見つけたよ。

たっぷり遊んだ後は、おやつタイム。

ぶどうゼリー、美味しかったね!みんなでゆっくりと味わったね😊

さあ、充電完了した子ども達は、遊びを再開。それぞれ、好きな場所が出来たようです。まっしぐらに走って行きましたよ。

「木の切り株に大きな穴が空いていて、中に虫がいるよ!」すごい発見をした子ども達。

「先生、綱引きするから見とってー!」二人ともパワー全開で、なかなか決着がつかなかったね😊

見て!かわいいでしょ💕

園長先生から教えてもらった秋グミの実を、ぱくり。「おいしい!」「酸っぱい!」

たくさんの宝物を見せてくれました。

男の子達は、木登りに夢中。なんだかとっても、たくましく感じました。

もっともっと遊びたかったけれど、あっという間に時間が来てしまったふじ組ともみじ組さん。

「帰りは、もみじが沢山落ちている道を探検して帰るよ。」というと、もみじ組のみんなは嬉しくて、大きな声で合唱しながら、もと来た坂道を下っていきました♫

落ち葉がいっぱいの橋を、みんなで渡ったね。

橋を渡ったら、落ち葉を拾って帰ろうね。さあ、出口にはバスが見えてきたよ。

今日の日の思い出を、みんなの心の片隅に残してくれたら・・・どこでもドアの日のことを、覚えていてくれたら、とっても嬉しいな😊