幼稚園からのお知らせ

メモリーフェスティバル2021

2021.11.28

 11月28日(日)、とうとう迎えた『メモリーフェスティバル2021』。長良川国際会議場という大舞台で、持てる力を全て発揮した子ども達の姿。笑顔があちこちで見られ、心からたのしんで演じているのを感じました。皆さんは、いかがでしたか?

開会式での園長先生の激励メッセージ「緊張しても、みんなの身体がちゃんと覚えているから、だいじょうぶだよ。」その言葉通り、本番ではどの子もみんな、キラキラ輝いていましたね。その様子を振り返ってみましょう。(ホームページでは全部が載せられず、部分的なご紹介になってしまいますが、後日写真販売を行いますので、お待ち下さいね。)

★まずは、その舞台裏から★

衣装を着て出番を待っている子ども達に「どきどきしてる?」と聞くと、「すごくどきどきする!」「全然しない!」「こわいよ~!」「早くやりたい!まだかなぁ」・・・色々な気持ちをおしえてくれました。

プログラム紹介をしてくれる年長組の子ども達。「どの場所で話せばいいの?」「ちゃんと出来るかなぁ」といいながら、舞台袖の端っこで疋田先生と一緒に何回も練習していたね。

もうすぐ出番・・・演じている仲間を真剣に見守る年長組の『ねずみのよめいり』かぜさん達。

子ども達の劇やオペレッタなどを支える背景係の先生たちと、その後ろで『壁さんの役』の子どもたちが「もうすぐ、もうすぐ・・・!」

出番直前に、「がんばるぞー!おー!」

心なしか緊張気味の表情・・・でも、いざ本番になるといつものみんなの姿で、堂々と演じていましたね。

ずっと一緒に練習してきた友達と一緒だから、大丈夫、大丈夫。

年少組の『さくらさらさら』のダンスを袖で見ていた、年長組のけんちゃんが「上手やな。見ていると僕も泣けてくる。」とぽつり。

「さくらの花びらがさらさらしてる感じがする」「がんばれ、がんばれ!」と、年下の子ども達が心を込めて踊る姿を応援してくれる年長組の子らの優しさ(本人達もきっと緊張していたはず)に、思わず涙が出そうになりました。きっと自分達も年少組でダンスを踊ってきたからこそ、初めて舞台を踏む子ども達の気持ちが分かるのでしょうね。

そして、「たのしんでおいで!」と、子ども達を笑顔いっぱいで送り出す担任の先生。そこには、子ども達の力を信じている深い愛情を感じました。

🌸ちゅうりっぷ組(満3歳児クラスのダンス🌸

一番小さなちゅうりっぷ組さん。お母さんから離れて、ドキドキがいっぱいだったと思います。でも、お母さん先生たちと一緒だからホッとした様子。さちよ先生や、めい先生達と一緒に直前にみんなで練習したね。

🌸年少組のダンス🌸

これまで「当日のお楽しみ」にしてきた子ども達手作りの背景をやっと公開できました😊

幼稚園みんなの一筆が集まった背景が、一生懸命に演じる子ども達の姿を温かく見守ってくれているように感じました。

男の子が踊る時には、小さな声で「頑張って!」と応援している女の子がいたり、「男の子、がんばってるね。次は女の子だね。」とわくわくしている子も。

踊りきった達成感がとても大きくて『笑顔でおどれたよ!』と、りか先生に嬉しそうに教えてくれたゆり組さん。

「子ども達、すっごく緊張していたみたいで、着物も自分で黙々と着替えてて静かすぎて、私までドキドキしちゃいました。」とは、なつみ先生。

衣装が完成したら、やる気モード全開で本番を迎えたそうで、ホッと胸をなで下ろしたそうです。

発表後に、かずこ先生やなつき先生、さあや先生に「パパやママが座ってたのが見えた~!」「一番前にお母さんがいたの!」と嬉しそうにお話ししていた子ども達😊

「発表後に、楽屋でみんなで並んでお茶を美味しそうに飲む姿がとってもかわいかったです」と、かおり先生。

🌸年中組のオペレッタ🌸

27日の記事『明日はメモリーフェスティバル』でご紹介した手作りの背景には、魚たちが大漁です!

そして、オペレッタは音楽に合わせて表現する劇。年少組ではみんなが同じ振り付けでダンスを楽しみましたが、年中組では一人ひとりの役を表現します。お客さんの前で、一人で役を演じる経験ははじめての子ども達。

これからの寒い季節も、こんなステキなお話を聞いたら、心がぽかぽかするような温かい物語『てぶくろ』。

色々な動物たちに扮した子ども達の、動きや表情が役柄にぴったりでしたね。

村の子ども達が『はないちもんめ』で遊ぶ様子から始まった「浦島太郎」

観客の前で演じることに対して、小さな心の中はきっと不安や葛藤もあったと思います。勇気を振り絞って演じたね。本当にがんばったね😊

子ども達が、大きなかぶのBGMを聴きながら手作りした『畑の土』たくさんの虫たちも舞台を盛り上げてくれました。

🌸年長組の劇🌸

プログラム紹介、司会進行の子ども達。とってもかっこよかったよ。

一人ひとりの声がしっかり客席に届いていましたね。

  

劇では、大きな声で心を込めてセリフを言ったり、歌を歌ったり。子ども達は、観客の皆さんが、静かに真剣に見ていてくださるのを、肌で感じ取ったようです。

舞台の上で大きな声でセリフを言うのって、すごく勇気がいるんですよね。

スポットライトに照らされて、生き生きと役になりきって演じるみんなの姿は、とってもまぶしかったよ。

大好きな友達とみんなで一緒に作り上げた劇。終わってから「先生、どうだった?」

「すごくおもしろかったよ!」そして、素晴らしかったよ。

 

今日の日を無事に終えて、「子どもの力って、本当に無限大だな」と改めて感じました。

なんだか、「私達保育者も、子ども達に負けていられないな!」と大きな活力をもらえたような気がします。

子ども達の育ちのために、私達が出来ること・・・今後も、無限大の可能性を引き出すきっかけを見逃さないようにしながら、子ども達が生き生きと過ごせる経験を大切にしていきたいと思います。

また、この若葉第三幼稚園で毎日一緒に生活してきた子どもたち。日々の生活の中で得た、横のつながり(同学年)と共に、縦のつながりも(異年次同士)目に見えて感じられた一日でもありました。お兄さん、お姉さんが、年下の子ども達を温かく見守ってくれている。相互の育ち合いを大切にした活動も、今後増やしていけたらステキだな、と思います。

12月もワクワクドキドキがいっぱい待っているよ!みんな、楽しみにしていてね♫

最後に、保護者の皆様のご協力により、本日の大舞台を支えて頂きました。本当に、ありがとうございました。