information

「どこでもドア」が開いたよ!~つばき・ふじ組編

2021.03.12

「先生、どこでもドアの日って、どうして軍手がいるの??」「それは秘密だよ😊」

「先生、どこでもドアの日は、近いところに行くの?遠いところ?どっちなの?」「それも・・・秘密💦」

なかなかお天気に恵まれず、お子さんもお母さん達にもご心配をおかけしていましたが、その間、年長組さんには毎日こんな質問攻めにあいました。みんな本当に楽しみにしてくれていたんですね。3月11日の朝、青空を見上げてとっても嬉しくなった私達です。

登園するなり、「これみて!」とマスクがドラえもんの男の子。「どこでもドアの日だからね。」・・・なるほど♪

さあ、「どこでもドアきっぷ」を片手に「いってきまーす!!」

わくわくどきどき、バスに乗ること40分。一足早く到着した先生達も、童心に返り「どこでもドア」が開いたその場所を少し散策したり、春の草花をみたり。

園長先生の手に注目!これは、どんぐりのあかちゃん。こんなに長い根っこが生えていて自然のたくましさを感じますよね。「幼稚園に埋めてみようかな??」

子ども達の乗っているバスを待つ たったの数十分の間に、この場所ならではの草木や生き物の不思議に出会いましたよ。このお知らせの一番最後に、みなさんにもご紹介しますね!

さあ、バスが到着!まずは、つばき組・もみじ組のみんなが、きっぷを車掌さんにわたして降りていきます。みんな「ここは、どこ?」と、ちょっぴり緊張気味・・・

園長先生や先生達の「まってたよ!」に、にっこり笑顔のみんな。

「先生、ここ、森やね!」「来たことある!」みんなの目がきらきら輝きだしました。これは『わかばっ子』が、楽しいことみつけのアンテナを張り始めたしるし★なのです。

園長先生の「今日はお友達といっぱい楽しもうね!」のお話に、「はーい!!!」

少し暗い木々の坂道をみんなで登っていきました。「ちょっとこわい」と怖がるお友達に「だいじょうぶだよ、一緒にいこ!」と手を握ってくれる姿も。

たまき写真館さんも、子ども達が階段を降りるときには、手伝ってくださいました。

大切な子ども達に「自然の中で、友達と思いっきり遊んでほしい」と願いを持ったとき、もう一つ子ども達に伝えなければならないことがあります。それは、自然には危険なことや怖いことも隣り合わせにあるよ、ということです。

広い大自然を前に、大切ないのちを守るためのお約束を確認しました。赤いコーンや運転手さんが立っている所よりも遠くに行ってはいけないこと、笛が鳴ったらすぐにここに集まること、など。そんな中で、わたし達が思わず吹き出したのがこの会話です。

先生「こんな木の棒を持って遊んだら・・・?」子ども達「だめー!!」(即答)

先生「今日は、遊んでもいいんだよ!」子ども達「・・・え??😲」

普段、幼稚園の園庭では限られた空間に異年齢の子ども達が一斉に遊ぶため、「やってはいけないこと」の約束がたくさんあります。しかしこの日は、遊具もおもちゃも何もない広大な自然の中で、子ども達がみずから考えて自由に遊ぶ絶好の機会。

「木の枝は、まわりに誰もいないか確認して危なくないように使おうね」という約束さえしっかり守れば、それらは子どもにとってすごく面白い宝物。早く遊びたいとむずむずしている子ども達に、「さあ、みんなが行きたいところへレッツゴー!」

早速、「こんなお花が咲いていたよ」「かわいいどんぐり、みてみて!」と春をたくさん見つけて教えてくれた女の子達。

「だれが一番長い??」「これから何作ろうかな~」

普段から、園長先生と園庭で虫さがしをしている子ども達は、重なり合って積み上げられている丸太を「えいっ!」とどかして「虫はいないかな・・・?」と興味津々。一生懸命覗き込んでいましたよ。

先生達がひとこと。「なんか、うちの子達って、思ったよりずっとたくましいよね」

広い自然に少し慣れてくると、「みんなで家を作ろうよ!」と友達と声を掛け合って、枝を集めたり運んだり。みんなが協力し始めましたよ。

「のぼれ、のぼれ!」と まるでジャックが豆の木に登るように、ぐんぐん登っていく子ども達。「わたしも登れるよ!」「幼稚園にもこんな木があったら良いのに。」

「先生も撮ってあげる!」とたけるくんが撮ってくれた1枚。みんなの思い出の中に残れてうれしかったよ、ありがとう♪

「ピピーッ!」休憩の合図の笛が鳴り、子ども達は約束したとおり、一目散にかけてきました。手の汚れを気にせずにおいしく味わえる『飲むゼリー』はいかが?

「うん、おいしいね!」と友達とにっこり。

休憩後、まだまだ遊びたいみんな。アンパンマンを発見!!

木は、何にでも変身するよ!椅子にも、橋にも、お家にも!

空は晴れ渡り、汗をかくくらい暖かい一日となりました。お家の方々の子ども達への思いが、みんなにこの日をプレゼントしてくれたようにも感じました。

みんなで過ごせた一日は、宝物だね。子ども達にとっても、先生達にとっても、かけがえのない「どこでもドアの日」になりました。みんなで行けて良かった!!

~番外編~ 最後までお読みくださりありがとうございます😊

『この森ならではの自然クイズ♪』

①この木の穴は、な~んだ?

➁これ、な~んだ?

↓ 園長先生と「これは何でしょうね?」と話していた謎の容器。雨水を溜めるものなのかな?

③この木はな~んだ?

④この植物も珍しいそうです。何て言う名前でしょう?

答えは「さくら・もみじ組編」の最後に記載いたします!是非ご覧下さいね。