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心に響いた平和の鐘(年長組)

2021.03.09

3月8日(月)、年長組の子ども達は、平和の鐘を突きに順勝寺に行きました。

順勝寺につくと、園長先生が鐘つき台までご案内して下さいました。

そして、大きな鐘を見入っている子ども達に、こんなお話をして下さいました。

「今から10年前、東北という地方で地震が起こり、約10メートルくらいの津波が起きました。知ってるかな?その時には、みんなと同じくらい小さい子どももたくさん命を落としました。悲しいよね。今日は、亡くなった人や、被害を受けて心が傷ついた人を思いやる気持ちを持って、また、これから大きな災害が起きないようにと祈りを持って、この大きな鐘をつこうね。」

子ども達は順番に境内に上がり、鐘を突きました。「すごい音がするね。」

鐘の音が何回も響き渡り、きっと子ども達の心にも響いたことでしょう。この小さな祈りが、はるか遠く被災地の方々まで届きますように・・・と祈らずにはいられない気持ちでした。

最近の地震で、今現在も避難されてみえる方々が大勢みえます。一日も早く元通りの生活に戻ることが出来るように祈ることと共に、災害がいつ起こるとも限らない時のために、私達が出来ることを子ども達にしっかりと伝えて準備していくことが大切だと 改めて感じた貴重な日となりました。