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2021年 新年のご挨拶

2021.01.01

幼稚園のお友だち 保護者の皆さま

新年 あけましておめでとうございます!

今年は、うし年

そのいわれは・・・牛は昔から食料としてだけでなく、農作業や物を運ぶときの労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起の良い動物として十二支に加えられたようです。また「紐」という漢字に「丑」の字が使われおり、「結ぶ」や「つかむ」などの意味を込めたとも考えられているそうです。

十二支の動物の中で最も動きが緩慢で歩みの遅い丑(牛)の年は、先を急がず一歩一歩着実に物事を進めることが大切な年と言われ、十二支の2番目の干支であることから、子年に蒔いた種が芽を出して成長する時期とされ、まだ結果を求める時期ではなく、結果につながる道をコツコツと作っていく基礎を積み上げていく時期とされます。

コロナ禍でまだまだ終息への道のりは遠い状況ですが、私達職員にできることをゆっくりじっくり 確実にやり遂げていきたいと思います。

さて、今年初めて 手作りのしめ飾りを幼稚園に飾りました。お花が大好きな職員が手作りしてくれた作品です。ヒカゲノカズラや稲穂などが使われていて、アレンジがとっても素敵です。

『しめ飾り』は、しめ縄とよく似た名前ですが、この二つは別物です。しめ縄が始まったきっかけは、『日本神話』にあります。その昔、太陽の神である天照大神が 弟の須佐之雄命が悪さをすることに怒って岩戸に隠れてしまい、空も真っ暗になってしまったのです。困った人々は天照大神に出てきてもらうために、踊りました。その音に気が付いた天照大神が岩戸から出てくると、再び入ってしまわないように岩戸をしめ縄でしばったといわれています。

しめ飾りはお正月飾りで、しめ縄から派生し、しめ縄に『清廉潔白』の意味を込めた裏白の葉や、『子宝に恵まれますように』という願いを込めた譲り葉などの縁起物をつけた飾りで、入り口に飾って人を気持ちよく迎え入れるという言われもあるそうです。

1月8日の始業式の日には、子ども達一人ひとりを「ようこそ!」と大切に迎え入れたいと思います。

そして、合い言葉は今年も『のりこえよう!みんなでいっしょに』

今年の1年が、子ども達や皆さんにとって輝かしい素敵な1年となりますように。

そして、みんなで手を取り合って乗り越えていける1年でありますように・・・今年もどうかよろしくお願い致します。