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『新年のご挨拶』~順勝寺の本堂から~

2021.01.04

2021.1.4

2021年
あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
順勝寺の本堂から、私の好きな言葉を紹介します。

「元旦や 今日のいのちに 遇う不思議」 木村無相

私たちのいのちは「多くの人との関わりや恵みのおかげで生かされているいのち」であることが分かっていながらも、一年の初めの元旦を迎えて、今私は生きていることを実感し、いつ終わるかもわからない人間のいのちに、今日も私は遇うことが出来たことを喜ばれて詠まれた言葉と言われています。

私たちはつい生きていることが当たり前と思いがちですが、生きていられることが不思議で有難いと、一つ一つのことに感謝の気持ちを持って生活していくことが大切ではないでしょうか。

1/8から幼稚園が始まります。子どもたちに囲まれて過ごす幼稚園生活が始まりますが、一人一人の子どもたちと幼稚園で出会うことが出来たのは、当たり前ではなく、とても有難い不思議なお導きです。出会えたこと、共に笑えたこと、一つ一つに感謝の気持ちを持ち、子どもたちと過ごす時間を大切にしたいと思います。

コロナウイルスの状況は悪化し、心配は尽きませんが、元気なみんなの笑顔に会えることを楽しみにしています。