わかばのかぜ～園長からのおたより～

光に映し出すと、地面に影が浮かび上がります。

子どものころは自分の影と追いかけっこをしたり、影の部分だけ歩けるというルールを作って帰り道を楽しんだり、影遊びの思い出がありますが、大人になってから影について考えることはなくなってしまいました。

改めて影について考えるととても面白いものです。

映し出す物体によって形が変わり、角度によって大きさや長さが変わり…

年長さんが月刊絵本の付録を使って影遊びをしていました。

好きな形に切った台紙を光に映し出すと…世界に一つだけ、オリジナルの影が浮かび上がります。

浮かんだ影の形を聞くと、子どもの発想力の豊かさに驚きます。

「なんで？」「どうして？」という不思議とたくさん出会い、気づいたり、考えたり、調べたり…興味を深めて、感性が豊かに育まれていくことを願っています。