サワガニのお引っ越し
2021.12.22
年長組のみどりちゃんが連れてきてくれた小さなサワガニを、窓辺の小さな虫かごで飼育しています。
その様子が以前から気になっていた年長の子どもたち。もっと大きな虫かごで飼育してあげたいと思っていたようです。
「広い虫かごにお引越しさせてあげたい!」という声を聞いたものの、「小さなサワガニにとっては、今の虫かごでも十分広いお部屋なんだよ」と説明すると、
「広い方が川みたいで楽しいよ、カニも喜ぶよ」と、納得の意見を。。。ということで、サワガニのお引越しが始まりました。
大きな虫かご、金魚用の底敷き砂、私が口を出す前に子どもたちは準備万端です。
あー、袖が濡れちゃう、とか、そんな大胆に砂を入れるとこぼれるよーと、おせっかい心が出てしまいそうでしたが、自分たちで考えて動こうとしている子どもたちの様子を、口を出さずに見守る事にしました。
「もっとこうすればいいんじゃない?」「それくらいでいいよ。」
それぞれの意見を交わしながら、サワガニのお引越しは無事終了。
砂の分量や、浮かべた木の枝も、子どもたちが考えてレイアウトしました。
おかげで新しいサワガニのお部屋は、子どもたちの優しさが込められた素敵な空間になりました。
やりたいことに没頭し、考えたり、試行錯誤している子どもたちの様子は生き生きとしています。夢中になって飛び出す言動から、笑ってしまうこともあります。
「やってみたい」という気持ちは、子どもたちの意欲に繋がります。
どんなことでも構わないので、子どもたちの「やりたい・やってみたい」という気持ちを大切にしたいと思います。