幼稚園からのお知らせ

虫さがしスイッチ・ON!(年中組)

2021.05.15

虫さがしが、今、まさにブームとなっている若葉第三幼稚園🐞

園長先生が連れて来て下さった『アニマルランド』の動物たちを、みんなで交代でお世話することで、生き物や昆虫に対してぐっと親しみが湧いている様子です。子ども達の心の中で、『見たい!知りたい!』という気持ちがどんどん膨らんでいることを感じた年中組の先生たちは、みんなが心のスイッチを押せるように、そっと何か準備をしたみたい。。。

さあ、5月14日(金)の朝、元気いっぱい登園した年中組さん。いつものようにまずはアニマルランドの動物を見てから、階段を駆け上がって「先生、おはよ~!」

そんなみんなの目の前に、黒いシルエットがふわり!!

「なに?これ~!😲」とみんなの目がキラキラ。ゆらゆらとぶら下がっている、様々なシルエットに釘付けになって、「あれは、てんとうむしかな?」「これは、ちょうちょだよね!」「私、捕まえたことあるよ!」「幼稚園のお花の近くに、いたよ!」

子ども達がワイワイ集まって、楽しい会話がぽんぽん飛び出し始めましたよ😊

そして、みんなが興味津々の「いきものの図鑑」「虫の本」「草花の図鑑」、そして「虫かご」がずらり!

友達と夢中で本をひろげている子の周りに、みんながどんどん集まってきましたよ!

こんなクイズも発見して、先生や友達と一緒に、かかれている字を一生懸命読んでいる子も。

「えーっと、1番かな?」「テントウムシはハリ、無いよ?「3番だよ!黄色いのが手についてたことあるもん!」とわいわいガヤガヤ。

小さな図鑑大きな図鑑も大人気。知っている虫や草花のページを、じーっと見ている子どもたち。

かと思えば、目の前に並んでいる空っぽの虫かごを、ひとつ手にとって「お外で虫捕まえたい!」と友達と早速出かけていく子達も。

みんな、小さな心の中で「今日は何かがあるのかな・・・?」とちょっぴりそわそわしながら、朝の時間をすごしたみたい。

さて、みんなの登園が完了して『朝のおはじまり』の時間になると、どの教室でも、早速虫の話で持ちきりでした。

「どんな虫を知ってる?」先生の問い掛けに、普段虫の話をしない子も「てんとうむし!」「くも!」といつもに増して会話が飛び交いました。

「どんなところにいたのかな?」と尋ねると、「お母さんと公園に行ったら、虫がいたよ。」「草がいっぱいあるところに虫がいたよ。」

「よし!じゃあ、今日は公園に虫取りに行ってみようか!?」先生の提案に、「やったー!」「いえーい!」と立ち上がって大歓声!!同時に、子ども達は心の虫さがしスイッチON👇 

公園へは、虫博士の園長先生も一緒にいってくださり、子ども達はやる気満々!「先生一緒に探そうよ!」と大人気です♪

虫かごとペットボトルのミニ容器をたくさん準備し、自由に持って歩けるように置いておくと、早速、子ども達は、自分がみつけた草花や生き物を大切そうに入れて見せてくれました。

「綿毛、ふーってしてもいい?」「みんな、みててね!」小さな種付きの赤ちゃん綿毛が、パラシュートみたいにふわあ~っと広がって落ちていくのを、じっと見つめていた子ども達。

友達とカップを持ち寄って、「どこにいるのかなあ~?」力を合わせて、なんとか見つけようとみんな必死!!

「みてみて、こんなかわいいお花!」「先生、ぼく、テントウムシ捕まえたんや!」と、自慢げに見せに来てくれた子もいれば、「なかなか、虫がいないよ。」どうやって探せば良いの?」と困った顔で聞きに来る子どもたちも。

「草をこうやってかき分けて探すと見つかるかもしれない!」というと、しばらくして「いたいた!ここにいたー!」と大興奮。

「待って待って💦」と夢中で虫を追いかける子ども達。

やっと捕まえたと思ったら、「あ!かごの隙間からテントウムシが出て行っちゃう!」「赤い羽の下に、黒い羽がでてきた!飛んでっちゃうよ!」と大騒ぎ。「虫かごの穴が大きいと出て行っちゃうから、あんまり穴が空いていないかごじゃないといけないね」などと、すばしっこいテントウムシさんから、色んなことを教えてもらえたみたいですよ😊

中には、「先生、クモがいたんだけど、ちょっと怖くて捕まえるの無理だった」「黒い虫が逃げるのが速すぎて、捕まえられなかった・・・」と悲しそうな子もいれば、「テントウムシが黄色いおしっこしたよ💦」と、興奮気味にお話ししてくれる姿もあり、なんだか微笑ましく感じました。大事な大事な虫たちを、みんなで何度も見ていたね。

幼稚園に戻ると、子ども達は早速、取ってきた草花を机に並べて、「これかな?」「あったよ!これじゃない?」「ハルジオンっていうんだね」と大発見!朝とはちがって、目の前にある『本物』を見ながら一生懸命調べていたみんな。

「顔が赤くて、身体が茶色で長い虫がいたんだ!」と必死で図鑑のページをめくる姿もみられ、そんな姿に、みお先生が「みんな、すごく一生懸命に観察しながら捕まえようとしていたんだな~」と感心していましたよ。

前回の年長組の時に比べて、テントウムシさんの発見は少なかったけれど、みんなの心の『虫さがしスイッチ』全開だったね!

まさこ先生が、「こんなに夢中で図鑑をみたり、『もっと知りたいオーラ』が身体からあふれ出しそうな子ども達の姿、初めて見た気がする」としみじみ話していましたよ。

今日の思い出のお花はこんな素敵に飾りました♪ そうそう、捕まえた虫たちは、というと・・・

子ども達と相談して「去年、園長先生と生まれたてのアゲハチョウを空へ逃がしてあげたね。この虫たちも死んじゃうといけないから、帰りに逃がしてあげよう」ということになり、先生達が公園に戻してあげました🐞

「今度はちがう公園にも行ってみようね」とみんなで約束した年中組さん。「いつ行くの?」と教務課に聞きに来てくれた子もいましたよ。

みんなの心の『虫さがしスイッチ』が、またONになる日を楽しみにしながら、次の準備をしておくね😊