カブトムシの生命
昨年の秋頃に、卵を産んで力尽きたカブトムシ。
無事に卵から孵り繋がった命は、プラスチックの衣装ケースの中でたっぷりの腐葉土をもりもり食べながら厳しい寒さも乗り越えて、今、大きな幼虫に成長しました。
さて、雨のために30日の公園遊びに行けなかった年長組さんたち。
長い衣装ケースを指差して「あの箱の中には、本当に幼虫がいるの?」と以前から関心を持っている姿がありました。
今日は「中を見てみたい」と強い希望がありましたので、雨降りのベランダにシートを敷いて、半年ぶりにカブトムシの土を入れ替えることにしました。
フタを開けてみると、真っ黒いフンがたくさんありました。以前に、虫博士の園長先生が「幼虫は土を食べて、栄養を吸収して、余分な土をうんちにして出すんだよ」と教えてくださいました。
「秋から春の間に、たーくさん土を食べたんだねぇ」とみんなは感心していましたよ。
まずはケースの中身を全部出しました。
土に混じって出てきた、出てきた!
ゴロゴロと10匹くらいの幼虫たちが出てくると、きゃーっ!と大歓声☺️

きれいにしてあげなくっちゃ!と、フンをたくさん集めてくれる子も。
お掃除頑張ってくれて、ありがとうね。
幼虫が怖くて触れない子用に、カブトムシの図鑑をいくつか並べてみると、
写真のカブトムシは触れる!と真剣な眼差しでじっくりゆっくりみていましたよ。


みんなで協力し合って、フンを取り除き、きれいな土を入れ替えてくれました。
いよいよ赤ちゃんたちを土に還します。
「カブトムシの赤ちゃんたちは、触りすぎるとイヤな気持ちになって弱ってしまうから、そーっと優しく触ってあげようね。」
すると、みんな幼虫を本当に優しく手のひらに載せて、土にそーっと戻してくれました☺️

古い土をバケツに入れてくれた子どもたち。
「この土はどうする?」
「古くても栄養たっぷりだから、りんごの木やクローバーの周りに撒いてこよう!
美味しいりんごが生るかもしれない🍎」
すると、ぼくも行く!私も行く!と子どもたちがバケツを取り合いながら、りんごの木にまっしぐら。
雨は小雨になり、こんな日の園庭は冒険のような気持ちになるみたい。ワクワクしながら、みんなで交代で土を撒きました。
こんなに土を撒いたから、ゴールデンウィークが終わったら、草が今よりたくさん生えてるかもしれない!虫も増えるね!
みんなで楽しみにしていようね。と約束しました。


子どもたちが最後までお片付けを手伝ってくれたおかげで、いつもより早くかたづけることが出来ましたよ☺️
雨のにおいが立ちこめる中で、さまざまな命を感じたひとときでした。
最後に。
「みて!傘の代わりなんだー!トトロなんだー!」
まだまだ可愛いかわいい年長組さんでした。


