育てたい。『物に対する思い』
古くなったら、すぐに新しいものを買ってもらい取り換える。
「物を大切にできない」子どもが増えてきているのが今の時代です。
子ども達だけでなく、私たち大人も、何でもすぐに手に入る時代に甘えてしまっているところがあります。
SDGs(持続可能な開発目標)が謳われる今、壊れたものを修理したり、一つのものを長く大切に使うこと、物を大切にすることを、子ども達と日常生活の中で考えながら取り組んでいきたいと思います。
【みんなの絵本をいつまでも大切に】
幼稚園には、5千冊以上の絵本があります。
そして、毎年400人の子ども達が読み合いますので、あっという間に破れたり傷んでしまいます。まだまだ読めるのに、どんどん傷んでいく絵本たち。
何とかできないものかと悩んでいたところ、図書館司書のお仕事をされてみえる保護者の方が、とても丁寧に修繕方法を教えてくださいました。
表紙が外れかけていた図鑑もありましたが、全体を透明の専用シートできれいに張り直してくださり、あっという間に数十冊が生き返りました。(下記の絵本は全体をシートで覆っています。)


私たちも、時間の合間をみつけては地道に張り直しをしていますが、まだまだ・・・。
絵本は子ども達にとっての宝物。そして、幼稚園の絵本コーナー「Yomotto」は大好きな場所です。
これからも修繕を続けながら、子ども達にも絵本の大切さや扱い方を分かりやすく伝えていきたいと思います。
【毎日、たくさんの端切れ布や廃材が届いています!】
「物を大切にする」ことを伝えるひとつの方法として、「自分で物を作ること」が挙げられます。
新年度が始まり、たくさんの子ども達が、大きな紙袋を片手に登園してきてくれました。
紙袋の中には、切り分けられた布の端切れがぎっしり。きれいに洗われた廃材も。
大変なお手間だったと思います。本当にありがとうございます。

廃材や端切れの布が多ければ多いほど、子ども達の選択肢が広がり、自分の使いたいものをじっくりと選べるため、廃材遊びの充実につながっていきます。

子ども達の中には、重ねられ並んだプリンカップを見つけて「またお店屋さんごっこしたいな~」を想いを馳せている姿や、
お菓子の箱を見つけては「虫のお家を作りたい」「車を作りたい」と話してくれた子も。
そしてもう1点。今年ご縁あって、こんな素敵な仕切りの入った木箱を沢山いただきました。

とっても魅力的なお弁当の木箱。
アートタイムの佐藤先生と話し合い、今年の年長組の作品作りに使用する予定です😊
まだ幼稚園生活が始まったばかりですが、子ども達との生活をひとつひとつ見直しながら、大切に過ごしていきたいと思います。

