なにして遊ぼうか②~遊びの風景より~
3学期になり、子どもたちの遊びは、ますます活気が出てきています。
一生懸命に考えて、みんなで力を合わせて・・・楽しさの中にも子どもたちの知恵と工夫が光っています。
🌟川が出来たよ!🌟
園庭の桜の木の周辺に、なんと小川が出来ていました😲
トンネルのように掘った、そのなが~い川作りに精を出す子ども達。
毎日毎日みんなでコツコツ掘り進めてきたんだね。
プランターが橋になっていることにも驚きました。
どこまで続くのかな。。。
「行き止まりや!」「大事件!」といいながら、夢中で掘り進める子ども達。
木の周辺は固い地盤なので、トンネルを掘るのはすごく力が必要です。みんなで頑張って掘り続けてきたんだね。
粘土質の土だから、水はすぐには浸み込まず流れていくので、こんな、なが~い小川が出来たんだ。
ここに目を付けた子どもたち、よく知ってるなと感心です。
💎化石さがしからはじまった、『いろんな色の石みつけ』💎
園庭の砂場ランドでいつものように子ども達が掘っていると、1本の根っこがびよ~んと出てきました。
「お芋が出てくるかもしれない!」といって毎日みんなで引っ張っていますが、なかなかしぶとい根っこです。
掘りだしていくうちにゴロゴロ出てきた小石たちを見て、
恐竜が大好きな子ども達が、
「これは化石かもしれない!」
「ティラノザウルスのしっぽの部分かもしれない」
といつしか化石集めに夢中です。それを聞いた子ども達も「僕も探す!」「これも化石?」とみんなで自分の見つけた化石を自慢し合いながら、どんどん集まってきました。
掘れども掘れども、化石は無くなることなく、出てきます😊
「わたしも見つけた~!」と子ども達は、宝物を見つけるのことがとっても得意✨
あっという間にお皿は化石でいっぱい。
ある子が「緑色の化石みつけた~!」と嬉しそうに見せてくれたところ、
「僕の化石は、何色かわかんない」「水で洗ってみよう」そう言って一人二人と水道に走っていきました。
手ではこびりついた砂がきれいに落ち切らず、
「もっとピカピカにしたい!」「もっとゴシゴシしたら綺麗になる?」
そこで、園にあった使い古しの歯ブラシの存在を思い出し、「こんなのどう?」
「おお、いいねいいね!」早速こすってみると・・・
「先生、夕焼けの色になった!」
「赤と黒の色だったよ」
「緑色。きれ~い」
夢中で磨くみんな。
「何してるの?」「私もやりたい。」年少組さんから年長組さんまで混じり合って、化石仲間の輪が広がりました。
この日は歯ブラシが足りず、翌日数本増やして持って行くと、さっそく「昨日の続き!」といって化石磨きが再開。
「まだびちゃびちゃだから、乾かしてみよう」「どこで乾かす?」
みんなでだんごランドまで運んでいき、一晩乾かすことにしました。
翌日、りす組とぱんだ組では、「もっときれいにしたい」「ピカピカにしたい」という声が上がり、
自分の好きな色の化石を1個決めて、お試しにニスを塗ってみました。
「うわ~ピカピカになったね」と何度ものぞきに来ていたみんな。
その、宝物がこちら。
9日金曜日の放課後も、年少組、年中組、年長組さん、みんなが混じり合って「自分でやってみたい!」と、化石磨きは続いていましたよ😊
子ども達が夢中で磨いた化石は、連休中に乾かしています。
「今度の火曜日にはどうなっているかな~?」
楽しみにしながら登園してくれる子ども達を待っています。