ハッピーバルーン🎈(年長組)
毎年、年長組にとって幼稚園最後の3学期に『おめでとうコンサート』を開催しています。
1月31日(火)、今回はコンサートではありませんが、若葉第2幼稚園・第3幼稚園の年長組の子ども達は、とびっきりのショーに参加しました!
第2幼稚園と第3幼稚園の年長組さんが会うのは、今回がはじめてです。「あの子たちも年長組なんだって」「スモックがいっしょだね」など、ドキドキしながら嬉しそうに見合っていましたよ。
初めに園長先生から子ども達にお話がありました。
「年長組のみんなはもうすぐ卒園だね。入園したばかりの年少組の時は小さかったみんなが、今では一番上のおにいさん、おねえさんだね。みんなの成長が先生たちにとって大きな喜びです。おおきくなっておめでとうの心を込めて、風船太郎さんのショーが始まるよ。みんなで楽しもうね!」
笑顔いっぱいの園長先生のお話に「いよいよはじまるんだ!」と、子ども達の胸はドキドキワクワク💗
そして、みんなで、今日ショーを見せてくださる方を呼んでみました。「ふうせんたろうさ~ん!!」
「はあ~い!!」
空飛ぶ風船と一緒に、風船太郎さんが登場!
子ども達は頭上を自由にくるくると飛び回る風船に、もう大興奮でしたよ。
はじまりは、ステージ上で子ども達の変身タイム。
若葉第二幼稚園のお友だちが、風船で出来た帽子や蝶ネクタイを付けてもらい、大変身!
とってもかっこよく、似合ってますね!
お次は、第三幼稚園からはこうちゃんが、これまたかっこいい武士に変身!頭の風船はちょんまげかな?こうちゃんは嬉しくて、にこにこしながら変身していきます。
風船の剣で、風船太郎さんの持っている長い風船をえい!とさわると、「パン!」と割れて、こうちゃんもみんなもびっくり😲
二人の変身ショーは大盛り上がり!
続いては、ちあみ先生がステージに上がって、風船をどんどん膨らまします。
大きく大きく、大きくなって・・・いつ割れるかと先生はちょっぴり怖がりながら・・・
ふう~割れなかった💦 大きな風船を受け取ったちなつ先生は、子ども達の方へぽ~んと投げましたよ!
水色と黄色の大きな風船がきたら「えい!」と両手で押し合うみんな。
子ども達の頭上を飛び回る巨大風船に、もうみんなは大興奮!とっても楽しかったね!
さて、今回の一番の見どころ『風船の中に入ってみよう!』がいよいよです。
最初は、風船太郎さんが大きな風船を頭からかぶり・・・あらら、お顔が風船になっちゃった💦
そして、全身がすっぽりと風船の中に。。。
風船は中にいる太郎さんが動くと、伸びたり縮んだり。風船のまま、後方の踏み台をぴょんぴょんと上がっていったのにはみんなも先生たちも「すごい!!」の一言でしたね。
この格好の時には、おなかを抱えて笑っている子も😊
さあ、今度はみんなの番ですよ。
風船太郎さんから「風船の中にはいってみたいひと!」と聞かれると、「はーい!!」たくさんの手があがりました。
沢山の中からじゃんけんで勝ち抜いた二人。第三幼稚園からは、たいち君が舞台に上がりました。「たいちくん、がんばって~!」と客席からは黄色い声が!
たいち君、ちょっぴり照れながらもみんなに手を振っていましたよ😊
担任の先生が風船をふくらましていきます。二人はちょっぴり緊張したお顔、どんどん大きくなる風船を見つめています。
同じクラスのみんなからは「たいちゃん、大丈夫かなぁ」「ちゃんと入れるのかな」と心配している声も聞こえてきましたよ😊
でもね、大丈夫!
風船太郎さんはあっという間に風船をかぶせてくれました。たいちくん曰く、「全然怖くなかったよ!」
手に持っていた小さな黄色い風船で栓をして、この通り、完成です!
第2幼稚園と第3幼稚園の、子ども達と先生がつながったよ!!
風船に入ってしまった二人に、それぞれの幼稚園のお友達がステージに上がって順番にタッチしました✋
たいち君に「風船のなかはどう?」と聞くと「(ゴムのにおいが)くさいよ。でも熱くないし、全然苦しくないよ!」と教えてくれました。
恐る恐るタッチする子ども達。強く押したら割れちゃうかも・・・と心配していたみたい😊
もみじ組のお友達の番になると、みんなが「たいちゃんすごい!!」と嬉しそうに話しかけていましたよ。
ピースも見せてくれるくらい、余裕のたいちゃん。
とっても楽しくて不思議な体験をした二人が風船から無事に出てくると、会場は大きな拍手に包まれましたよ。
最後は、担任の先生たちが大きな風船を持って舞台からみんなのところへ。。。
この風船の中には、小さな『ハッピーバルーン』がたくさん入っているんだって!!
みんなを囲んだ大きな風船を、先生たちが「せーの!」で、パチン!!
すると・・・
色とりどりのかわいいハッピーバルーンが中から飛び出して、子ども達は大よろこび!
みんなはお気に入りの1個を手に持って、ちょっとしたゲームをして遊びました。
高く投げてキャッチしたり、ごしごしこすってみると頭や手にくっつくのが楽しくて楽しくて、笑顔いっぱいで遊びましたよ。
あっという間に楽しいひとときは終わってしまいましたが、第2幼稚園の子ども達が手作りのプレゼントを風船太郎さんに渡してくれました。
風船太郎さん、とっても嬉しそうに受け取ってくださいましたよ。
膨らんだりしぼんだり、空高くとんでいったりする『風船』は、子ども達にとってすごく身近なものです。幼稚園でも、子ども達が自由画帳に時々風船をかいているのを見かけますが、風船が描かれてかれている場面は、たいがい楽しくて家族やお友達が登場する幸せな場面が多いように思います。
子ども達は、この日、自分で選んだたったひとつのハッピーバルーンを、大切そうに抱えて園に帰りました。その小さなハッピーバルーンの中には、今日のたのしいひとときがぎゅっと詰まっているようで、みんなの嬉しそうな笑顔がとても印象的でした。
今回のショーで、子ども達をめいっぱい楽しませてくださった風船太郎さん。
始めから終わりまで笑顔と元気があふれている風船太郎さんは、子ども達に楽しい夢を与えてくださいました。残り少ない園生活の中で、子ども達にとって、とびっきりの時間になったことと思います。風船太郎さん、本当にありがとうございました。
そして、第2幼稚園の年長組さんとも会うことが出来て、みんなの楽しい輪が広がったひとときでした。またひとつ思い出が増えたね。