2023年もよろしくお願いいたします
明けましておめでとうございます。
子ども達にとって、ご家族の皆さんにとって、私たち職員にとっての、新しい年がいよいよ始まりました。
毎年、新年を迎えると身が引き締まる思いがして、なんだか心がワクワクしてきます。
幼稚園のみんなは、お正月はどんな風に過ごしているのかな?元気にしてるかな?
幼稚園のアニマルランドは、冬休み中もみんな元気、元気♪
ちょっと寒そうで、動きが鈍いけれど・・・エサはもりもり食べていましたよ😊
さてポストをのぞくと、みなさんからの年賀状も沢山届いていました。子ども達が一生懸命書いてくれた絵やメッセージもあり、心がぽかぽかと温かくなりました。保護者の皆さまもお忙しい中、本当にありがとうございました。
昨年もアートタイムでお世話になった佐藤倫子先生からも年賀状を頂きました。
先生がうさぎ年にちなんでご紹介されていたのがこの絵本です😊
先生の娘さんが大好きだった絵本だそうです。早速私も読んでみましたが、心がうきうき弾むような楽しいお話でしたよ。冬休みの間にお子さんと是非読んでみてくださいね。
さて、そんな2023年の『うさぎ年』とは・・・十二支の中で「葵卯(みずのとう)」にあたる年で、
「葵」は物事の一番最後にあたり、ひとつの物事が治まり字義の事に移行していく段階。
「卯」のうさぎは、「茂」の意味を持ち、「春の訪れを感じる」「冬の門が開き飛び出る」という意味があるそうです。
「努力が花開き、実り始める」「様々ことに区切りがつき、次へと向かっていく」
これまでの成長を感じ、大きく飛躍し、その先に明るい世界を広げていける一年だそうです。とっても前向きで、なんだか心が明るくなりますね。
そして動物としての『うさぎ』。子ども達にとっても親近感があり人気でかわいらしいイメージのうさぎですが、実は、すごい身体機能を持っていました。
まずは一番のチャームポイントの『耳』。音が集まりやすく、音源を探り当てることが出来るそうです。また『眼』はとても高性能で視野が広く、360度見渡せるそうです。その他にも・・・1月10日には、それぞれのクラスで、うさぎに関する絵本やお話を楽しみたいと思います🐰
そして、今年も無事に新年を迎えられた私たちですが、世の中に目を向けると、新年を迎えることも出来ず戦禍に苦しんでいる人々が大変多く、日本の周辺でも危険な状況が続いている。その惨状に心が痛みます。
この現実から目を背けずに、知っておかなければならないことが沢山あると私自身感じており、冬休みにはノーベル文学賞作家『スベトラーナ・アレクシェービッチ』さんに着目し、彼女が書かれた本を読んだり、ドキュメンタリー番組を観ています。身の危険をかえりみず、ロシアやベラルーシの人々の本当の言葉を現地に赴き取材し、本に表すことでその声を世界に伝えている方です。彼女が発した言葉の中に、こんなメッセージがありました。
「絶望の淵に立っている人のよりどころとなるのは、まさに日常そのものだけです。例えば、孫の頭を撫でること、朝のコーヒーの一杯でもよいでしょう。・・・そんな、何か人間らしいことによって、人は救われるのです。」
この言葉に、私たちの何気ない日常生活も、守られているからこそ無事に送れているのだと改めて感じています。そして、今年もこんな気持ちで保育に臨みたいと思います。
●子ども達と一日一日を過ごす中で、今出来ること、伝えられること、子ども達が必要としていることを精一杯考えて実行していきたい。
●子ども達のささやかな感情や何気ない言葉にも気付き、温かく受け止め共感していきたい。またワクワクする気持ちを引き出せるような関わりを大切にしながら、惜しみない愛情をふりそそいでいきたい。
子ども達の明るく幸せな未来を、私たち大人が絶対に守る!としっかりと心に持ちながら、3学期の始業となる、10日からの幼稚園生活を進めていきたいと思います。
今年も、笑顔があふれる一年でありますように。
みんなに会えるのを楽しみにしているよ😊