わかば・あーと・ギャラリー2022
12月17日(土)、2022年最後の行事である『わかば・アート・ギャラリー』を開催しました。
今年4月から、子ども達がカワイ造形教室の佐藤倫子先生と一緒にさまざまな作品作りを楽しんできました。
「おさとうせんせ~い!」の子ども達の声に、いつも「は~い!」と満面の笑顔で手を振り返してくださる佐藤先生とのアートタイムは、こどもたちが夢中で話を聞き、わくわくどきどきしながら取り組む時間です。
前日の16日に佐藤先生が子ども達の作品を見ながら、恩師の林健造先生のお話をきかせてくださいました。「子どもの声を聞こうとしない限り、絵からのメッセージは分かりません」の一言に、なるほどなぁと感じました。
とても大切な観点でしたので、保護者の皆さまにもご紹介させていただきました。
さて、当日。次々に家族総出で来園されるなか、子ども達はどの子もうきうきした様子。お家の皆さんに、一生懸命描いた作品をみてもらえるのが、楽しみなのでしょう😊
年中組では、お部屋に飾られた自分の作品を見に来たら、自分の描いたパズルを出席の印として貼り合わせていきます。先生たちは、みんなが来てくれて、だんだんパズルが埋まっていくのを嬉しい気持ちで見ていたよ。
年少組では、幼稚園生活がスタートしてから、子ども達一人ひとりがどんなことに興味をもっていったのか、絵を通して伝わってきましたね。
また、成長と共に、心の中にいつも住んでいる家族や友達が、作品の中に少しずつ加わっていく様子が感じられました。
ちゅうりっぷ組では、11月のメモリーフェスティバルで披露したダンス「ケーキ大好き」にちなんで作った、おいしそうなオリジナルケーキがずらり!
小さな指先で作った作品を、お父さんやお母さんたちが目を細めて見守ってくださっていましたよ。
年中組では、園庭の遊具を描いた作品や、大きなお鍋の中のシチューをかこんだ家族のお顔から、家族や友達への愛情がじわじわ伝わってきました。
工夫を凝らしたオリジナルTシャツの絵を、先生やお母さんといっぱいお話ししながら見ていたね😊
お手々をつないで、一緒に作品を見守っている姿も微笑ましかったです。
年長組のオープンスペースでは、まるで大みそかのショッピングモールのように、絶え間なくお客様たちが作品を観に来てくださいました😊
「どうやってつくったの?」の声に、「ここはね、あっちはね・・・」と。作った工程を一生懸命にお話ししていたね。
絵画にも年長組さんらしいこだわりが、あふれていましたね。
オリジナルバッグづくりでは、ローラー遊びも楽しかったね!小学校に行ってからも使ってくれたらうれしいな。
保護者会からのお土産では、新しいスケッチブックをプレゼント。
ご家族に沢山褒めてもらって、すっかり絵描きさん気分になった子ども達。きっと、お家に帰ってから、新しい1ページ目を開いた子もたくさんいたことでしょう。
お家でお母さん達と一緒に作ったクリスマスツリー飾り。その作品はどれも本当に素敵で、感動しました。
お家での共同制作ですね💕来年は、そんな素敵な作品を、子ども達がもっと身近で感じられるように、各お部屋で飾りたいなと思っています。
アニマルランドでは、冬でも生き物がいっぱい。それは、園長先生や運転手さんが毎日欠かさずお世話してくれているから。
そして、交代でえさやり当番をしてくれている、みんなのおかげですね。
夢中になってみえる大人の方々もたくさんで、とても活気がありましたね。
小学生のお兄ちゃんたちもお顔を見せてくれました。大きくなった姿に思わずほろり。会えて、とってもうれしかったよ!
先生たちの教え子がお父さん、お母さんになって、久々の再開を果たした姿もありました。
そんな中、この幼稚園の卒園児だったお母さんから、とってもうれしいエピソードを聞かせて頂いたので、最後にご紹介しますね😊
🎨わくわく★がらぽんコーナー🎨
がらがらがら・・・ぽんっ!と飛び出した玉の色でお菓子がもらえたね。子ども達はみんな、真剣なお顔で、どきどきしながら回します。
ドキドキ…何色の玉がでてくるかな??
「大当たり~!!」とっても楽しいひとときでした。
クイズラリーでは、大人の皆さんから、こんなつぶやきが聞こえてきました😊「ゴリラって正式名称がゴリラじゃないんだ~!」「ザリガニって色が変わるんだ、へぇ~!」
ご家族で話し合いながらじ~っくりと考えるのも、楽しかったね。
教務課にも、たくさんの皆さんがお声をかけに来てくださいました😊
お子さんにまつわるいろんなお話が聞けて、とっても嬉しかったです。
2022年の『わかば・あーと・ギャラリー』、いかがでしたか?
私たちにとっても、心温まる素敵な時間となりました。みなさまお忙しい中、本当にありがとうございました。
💗ほっこりエピソード💗
昨日、卒園児でいらっしゃる一人のお母さんが「今でも劇のセリフや歌をおぼえていますよ」といって、当時『金のがちょう』の劇をやったことをきかせてくださいました。そして、実際に歌を聴かせてくださったのですが、なんと、ほとんどのセリフや歌を覚えてみえてびっくり😲
そして、「自分の後ろに立っていたのは、牧師さんの役の〇〇くんだったんですよ。」とその時に一緒に演じたお友達までおぼえてみえました。「幼稚園が毎日すごくたのしくて、今でも心にのこっているんです」とにこにこ笑顔で聞かせてくださいました。
ああ、子ども達にとって、幼稚園の思い出というのは今後の人生の思い出になっていくんだなぁと・・・改めて、幼児期の大切さを実感しました。先生や友達と接した時の温かさや、笑顔、励まし、共感・・・などいろんな経験が、子ども達の心を支えていくのですね。
これからの園生活も、子ども達にとって心ときめく思い出でいっぱいにしていきたいと思います😊