待ちに待った稲刈り
6月に『お米作りプロジェクト』が始動し、年長組のみんなで田植えの土づくりから始めました。
暑い夏の間、水を絶やさないように、子ども達と共に運転手さんもがんばりました。
時々、稲に栄養となる肥料を与えながら、見守ったね。
9月になって稲穂を見つけた時には「お米が出来てる!」とみんなで大喜び。
田んぼ中の稲穂が風に吹かれ始めたころ、お水を全部抜きました。
収穫の前日には、子ども達が稲刈りがしやすいように、先生たちが麻ひもで稲を分けて結びました。
そして・・・10月26日(水)には待ちに待った『稲刈り』の日。
さあ、子ども達の出番です。道具は「ハサミ」を使って、一人2束を刈り取っていきます。麻ひもが結んである場所より下で、土に一番近い場所をハサミで切り取っていくよ。
利き手の反対の手で、稲の束をぎゅっと握って、じょきじょきっ!
みんな真剣です。
中にはなかなか切れなくて四苦八苦している子もいましたが、たわわに実ったお米を見ながら頑張っていましたよ。
「出来た!!」「お米がいっぱい実ってるよ。」
「自分でできたよ。やった!!」クラスのお友達と一緒に稲刈りできたことも、嬉しかったようですよ。
そして、翌日の27日には幼稚園のみんなでお米を一粒一粒バラバラにする作業をしました。小さな指を使ってみんな黙々とお手伝いしてくれましたよ😊
お米かわいいね~!と稲穂を見てにっこり😊
どのクラスでも、子ども達はじっとお米を見つめながら、集中していましたよ。
そして、収穫できた『もみ殻付きのお米』がこちら!
年中組ではこれだけ取れたよ!「早く食べたいなあ」
年長組ではもうちょっと多くて、これだけ取れました✌
「ご飯になったら、どんな味かなぁ・・・」
そして、年少組さん。現在お休み中のゆり組さんも、もちろんクラス再開後に、お手伝いをしてもらいたいと思い準備してありますよ😊
全部合わせるとだいたい4合くらいのお米が収穫できそうです。あんなにたくさんの稲穂から、たったの4合・・・!子ども達は、お米を作るのって大変なんだね。としみじみお話していましたよ。
しかし、この経験が出来たことは、子ども達にとって4合のお米の何倍も素晴らしい経験になっていくことに違いありません。だって、自分たちで土から作ってきたお米ですものね。
さて、この後は・・・
以前に田植えを教えてくださった小関さんが登場です。脱穀機で白米にして頂けることになっていますよ。もみ殻をきれいにはがしてもらい、『みんなが食べられるお米』になって戻ってくることを楽しみにしている子ども達です。
とれたピッカピカの白米は、お給食でご飯が出る日に混ぜて、幼稚園のみんなで大切に味わいたいと思います。楽しみにしていてね!