幼稚園からのお知らせ

ひまわりに平和を願う

2022.08.07

🍉幼稚園のみんなへ・ご報告です🍧

8月になってすぐに、ひまわりの花が咲いたよ!

ひまわりは、ちゃんとおひさまの方を向いて咲いていたよ😊

(この画像では、預かり保育で登園している子ども達が見に来てくれたので、プランターをくるっと後ろ向きにしています💦)

みんながしゃがむと、ちょうど同じくらいの背丈のミニひまわりです。

誰もいない園庭の片隅で、ゆっくりと、きれいな黄色い花をさかせたひまわり。

小さいけれど一生懸命咲いている姿は、まるで子ども達の笑顔みたいで、とてもけなげで愛らしい存在に感じます。そして、「みんなで育てたお花が咲いたね!」と子ども達と一緒に喜び合えるこの日常が、本当にしあわせだと思います。

それなのに、今、世界のいたる場所で平和をかき乱すような緊張、そして戦争が起こっています。

77年前の昨日8月6日には広島に、3日後の9日には長崎に原爆が投下され、多くの子ども達の命が一瞬にして奪われました。その惨状を幾度となくモノクロ写真で目にしてきましたが、昨日『被ばくする直前の子どもの笑顔を、AIでカラー化した写真』を見かけました。

これまでの惨たらしい写真や動画とは違い、カラー化された『幸せだった時の写真』は、まるですぐそこにいるような・・・「今の子ども達と本当に何も変わらない」子ども達の姿でした。

無邪気な笑顔で、ただただ毎日を楽しんで生きていた子ども達と、最高の一瞬を撮影しようとカメラを向けて愛情いっぱいに見つめているお父さんやお母さんの心まで伝わってきます。

そんな子ども達や周りの家族の幸せが、この写真を撮った直後に、一瞬ですべて破壊され、想像を絶する状況で焼き尽くされたことが悔しくてたまりません。

先日『こどもかいぎ』という映画を観てきました。

ある保育園でのドキュメンタリー映画で、園児が自由に自発的に対話する時間「こどもかいぎ」の様子を中心に、保育園での一年間をありのままに描いた作品です。

その中で、子ども達が「ことばでいえばいいのに、なんで戦争とかするの?」と率直に言い合える場面があり、とても印象的でした。(映画は公開終了となってしまいましたが、公式サイトやYoutubeでも一部を観て頂けますので、よろしければ覗いてみてください😊対話の大切さと共に、「子ども達って、ほんっとにすごい!面白い!こんな風に考えるんだ!」と、子どもへの尊敬の念が更に高まること間違いなしです。)

これから先の子ども達の未来が、私たち大人が生きてきた平和が維持された上で、更に明るく輝くものでなくてはならないし、絶対に守らなければならない。と心の底から思います。

子ども達の毎日の水やりのおかげで、小さくもけなげに花を咲かせたひまわり。2階の窓までぐんと伸びたアサガオ。秋の収穫が楽しみな、風に揺れる稲穂。

その姿に、平和を願ったひとときでした。