幼虫のお引っ越し(年少組)
幼稚園で大切に育てているカブトムシの幼虫たち。昨年から3つの飼育ケースに分散して育ててきましたが、本当は衣装ケースほどの大きな広さのお家の方が幼虫たちにとって成長しやすいということで、
大きなお家におひっこしを決めました😊
今回は、年少組さんがお引っ越しのお手伝い係です。あまり幼虫をみたことが無い子も多くて、みんなは、焦げ茶色の土の中に住む生き物にワクワクドキドキ💕
幼虫のご飯になる美味しい土を園長先生が準備してくださいました。
めい先生が袋を開けるのを一生懸命に見守る子ども達。「この土を新しいお部屋に入れて、幼虫さん達のお布団にしてあげようね。」「は～い！！」
子ども達は我先にと土を手にいっぱいに乗せましたよ。
みんなは優しくお布団を敷いてくれましたよ。
「幼虫さん、よろこんでくれるかなぁ。」
うん！新しいお家の完成です！上手く出来たね😊
「さあ、幼虫さんを入れてあげようね」とかおり先生。
でもでも、みんなはなかなか勇気が出ません。「幼虫こわいなあ」･･･昆虫ケースの中の土とにらめっこする年少組さん。そこで、虫が大好きなそうま君が、おそるおそる土の中へと手を伸ばしましたよ。そうま君の指先にそっとつままれていたのは、丸くなった幼虫さんでした。
「幼虫、すごく大きいな･･･」と、まん丸に成長している幼虫をこわごわ手のひらに乗せてみたよ。
突然、手のひらの上で、幼虫が手足を動かしたのでびっくり😲
「わわ！動いた💦」とっさ手のひらを振り払ったら、みごと！幼虫は土のお布団の上に落ちましたよ。
こ～んなに大きく育っているんだね。はじめての大きな幼虫に興味津々のあおと君。
みんなは次々に新しいお家に運んであげましたよ😊
子ども達が見守る中、幼虫は自分でゆっくりと土の中にもぐっていきました。
そーっと触ってみたよ。「やわらかいね。」「背中がぎざぎざだね。」
お友だちからお友だちへ、みんなで順番に幼虫を触ることが出来たね。
こんなに沢山の幼虫をお引っ越しさせてくれました😊
さあ、土を被してあげようね。そっとやわらかい土をかけていきます。
子ども達の優しい気持ちが伝わったのか、幼虫たちはみんな土深くにもぐって、すやすやすや・・・😪
お引っ越しが無事に済んで、なんだか優しい気持ちになりました。
これからも、栄養たっぷりの土をいっぱい食べて、大きく大きくなあれ。今年はサナギになる姿も見れるかな？
幼虫さん達の命を、みんなで大切に育てていこうね。