木々の冬じたく
園長先生が、子ども達に持ってきて下さった『冬もみじ』。紅葉した鮮やかな赤に、子ども達も私たちも、つい目を奪われます。
年長組の子ども達は、「どこでもドアの日」で実際に紅葉の葉っぱに触れ合ったので、目を輝かせながら懐かしそうに葉っぱを見たり触ったり。
幼稚園に飾られてから、2週間ほどが経ちましたが、いまだに鮮やかさが変わらず、子ども達は、真っ赤な葉っぱをまるで宝物のようにして遊んでいますよ。
年中組や年少組の子ども達は、手の平の形をしている美しい色の葉っぱを持って踊ってみたり、髪に飾ってみたり😊
とってもお気に入りなのか、ベランダのお家にも、もみじの葉っぱを飾ったり、ポケットにいっぱい入れて遊んでいる子も。
園庭の木々が冬支度に入ってから、葉っぱがみんな落ちてしまい、少しさびしい様子でしたが、赤やオレンジ色に色づいた冬紅葉のおかげで、幼稚園の中がポッと明るくなりました。
さて、ここで子ども達と考えてみたいことがあります。
「葉っぱが地面に落ちると、葉っぱの役割は終わりなのかな?」
土の上に落ちた葉っぱの下をじっくり見てみると、色んな虫やミミズなどが見つかるね。先日、園長先生が読んで下さった絵本『カールはなにをしているの?』のお話にも、ちょっぴりつながっているんだよ。
落ち葉やドングリなどの木の実の落下が、実は、森や山の生態系にとても重要な役割をもっていること、そして生き物や命は色々なところでつながっていることを子ども達と一緒に考えながら、わかりやすく伝えていきたいなと思います。
そして、園長先生からのプレゼントがもうひとつ♪ こちらは、大きな大きな・・・みかんかな?
この大きな実は、『獅子柚子(ししゆず)』といいます。こちらも園長先生が、若葉第2幼稚園からもらって、みんなに見せて下さいました。
「おおきいね😲」「おもたいよ~」ツンツンしたり、持ってみたり。
そして、「いい匂い~!!」
五感をいっぱいにつかって、普段なかなか見られないものと出会い、冬の実りを肌で感じている子ども達です😊