『アリ(蟻)マシーン』が仲間入り!
日本でただ一人の『アリ探求家』を名乗る島田 拓(しまだ・たく)さんをご存じですか?
『情熱大陸』でも特集されたことのある、『アリ』を仕事にしてしまったすごい方です。
虫はかせの園長先生は、情熱大陸を観てからずっと注目されていたとのこと。そんな島田さんが開発した『アリ・マシーン』が、新しくアニマルランドに仲間入りしました!
島田さんは、おもしろい経歴の持ち主です。また、これまで色々な生き物を飼育されてきて、一番興味深いのがアリだったそうです。
『やはりアリの一番の魅力は、『女王を中心とした家族で生活をする』ところにあります。社会生活をするためには、仲間同士で会話をしてコミュニケーションをとる必要があり、アリも、匂い、音、動きなど様々な方法を使って仲間とアリ語を話すのです。
そして、身動きのできない幼虫を外敵やカビから守り、口移しで子育てをする姿などは、一日中観察していても飽きることはありません。・・・』(Antroom HPから抜粋)
本来、アリのすみかは土の中に作られていてなかなか目にすることが難しいのですが、アリマシーンは島田さんの手作り。『外からアリの生活するお部屋をのぞくことが出来る』すごいお家なんです。
早速、年長組の子ども達と一緒に見てみると、大きな女王アリ1匹とそのまわりに10匹ほどの働きアリが元気に動いていましたよ。
さあ、向かって左のお部屋から、細いトンネルを通って、右のアリのすみかにお引っ越し。無事に出来るかな?
子ども達は、顔を近づけて注目していましたよ😲
「あっ!アリがトンネルに入った!!」子ども達から歓声が上がりました。
勇気あるこの働きアリさん。一番最初に、アリのお部屋にはいったよ😊
「園長先生、見せて見せて!」年中組の子ども達も、見に来たよ!
いつまでもいつまでも、飽きずに眺めていられるアリ・マシーン。
アリさん達が引っ越ししてお部屋を決めるところが見たいな。と、日当たりの良い暖かい場所にアリマシーンを置いておくと、アリたちはお部屋に入ったり出てきたりを繰りかえして、女王アリやそのまわりのアリたちはあまり動こうとしません。
「なぜかな・・・?」園長先生と考えてみましたが、理由が分からず、空気穴があるから窒息状態という訳でもないし、どうしたのかな?
しばらくして、夕方暗くなってから、アリのすみかを見に行ってみると・・・
なんと、アリのみなさんはお引っ越しが完了していました😲しまった、見逃してしまった💦
どうやら、一番下のお部屋が、女王アリのお部屋に決まったようですよ。
調べてみると、アリさんはどうも直射日光が苦手で、暗くなって涼しくなったら活動しやすいことが分かりました。
園長先生によると、ゴミ捨て場、卵の部屋、食べ物を確保する部屋、など、アリさん達はそれぞれのお部屋を決めていくそうです。面白いと思いませんか😊
あんなに小さな身体でも、一生懸命色んなことを考え、協力して生きているアリさん達ってすごい!!
私たち人間と一緒なんだね!
アリさんがとっても身近な生き物に感じられてきました。「このお家にも名前をつけてあげようよ。」みんな、ステキな名前を思いついたら、教えてね💕
アリの生活はまだまだこれから。子ども達と毎日観察しながら、アリさん達を見守っていきたいと思います😊
👆保護者の皆さんで、『アリの生態』に詳しい方や興味のある方、または飼ってみえる方がみえましたら、どんなことでも結構ですので、是非幼稚園に教えて下さいね♪