幼稚園からのお知らせ

ふしぎ発見タイム・ふれあい編

2021.09.14

カブトムシの幼虫が次々と仲間入りして、土の中で時々動く白い身体の幼虫を「一目見よう」と子ども達。アニマルコーナーが急ににぎやかになりました。

外からのぞいても幼虫は土の中にかくれんぼ。幼虫が気になって気になって・・・

「じゃあ、そばで見てみよう!」ということで9月14日(火)、『ふしぎ発見タイム・ふれあい編』を、虫博士の園長先生を囲んでみんなで開催しました😊

青いシートの上にカブトムシの幼虫が入っている土ごと拡げて、早速年長組さんから順に観察してみたよ。すると・・・

あっ!!真っ白い卵を発見!!「お母さんのカブトムシが、頑張ってたくさん産んでくれたんだね」と園長先生。

これが、頑張って卵を産んでくれた『おかあさん』のメスカブトです。足が数本無くなってしまいながらも、産卵を終えて一生懸命生きている姿を、子ども達は優しくみまもっていました。

今回は、土の中でしか見られない幼虫たちを触れるチャンス!!

男の子達はとっても積極的😲「こんなに小さな幼虫もいるよ!」「さわってみたい!」と食い入るように見つめていましたよ。

お花屋さんでお仕事していた あやこ先生、お花に虫は付きものだからか、全然へっちゃら!

初めは「ちょっとこわい~」と言っていた女の子たち。「何もしないから、大丈夫だよ。」と園長先生が差し出した幼虫を、そーっとさわってみたら・・・

「やわらかかった」とドキドキしながらもにっこり。もちろん虫が好きな子もいれば、苦手な子も色々です。幼虫が怖くても卵なら平気。「ちっさーい!」と手の平に乗せてじっと観察していました。

幼虫たちは、じっとはしていません。手を離すとすぐに、自分で土の中へ潜り込んでいきます。土のお布団はふんわりしていて、赤ちゃんが一番安心できる場所なんだね。

「おしりの辺りが黒いのは、土を食べるからだよ。土が幼虫のご飯なんだよ。」と虫はかせに教えてもらった子ども達。「えー!そうなんだ。」と新しい発見に目がキラキラ。

他にもこんな発見がありました。ヒントは「お・し・り」😊

「おしりの近くにVの模様が入っていたら、オスなんだよ。」と園長先生が見せて下さいました。「ほんとだー!」今回の幼虫はオスが多いみたい!強そうなカブトムシになるのかな? 1年後が楽しみです。

園長先生に抱っこされると幼虫も愛情を感じるのか、じーっとしてVの模様を見せてくれましたよ💕

みんなで観察し終わったあとは、幼虫たちに「見せてくれてありがとう」といいながら、優しくお部屋に戻してあげました。

みんなで小さな命を大切に見守り、また、虫さん達から色んなことを教えてもらえた、貴重なひとときでした。

この日は、ほかにも発見がありました。きりん組のそうちゃんが『キアゲハ』の幼虫を見せてくれたよ。アゲハチョウの仲間でも、見た目が全然違うんだね。

しましま模様がとってもオシャレな幼虫でした😊そうちゃん、ありがとう。