ふしぎ発見タイム・ふれあい編
カブトムシの幼虫が次々と仲間入りして、土の中で時々動く白い身体の幼虫を「一目見よう」と子ども達。アニマルコーナーが急ににぎやかになりました。
外からのぞいても幼虫は土の中にかくれんぼ。幼虫が気になって気になって・・・
「じゃあ、そばで見てみよう!」ということで9月14日(火)、『ふしぎ発見タイム・ふれあい編』を、虫博士の園長先生を囲んでみんなで開催しました😊
青いシートの上にカブトムシの幼虫が入っている土ごと拡げて、早速年長組さんから順に観察してみたよ。すると・・・
あっ!!真っ白い卵を発見!!「お母さんのカブトムシが、頑張ってたくさん産んでくれたんだね」と園長先生。
これが、頑張って卵を産んでくれた『おかあさん』のメスカブトです。足が数本無くなってしまいながらも、産卵を終えて一生懸命生きている姿を、子ども達は優しくみまもっていました。
今回は、土の中でしか見られない幼虫たちを触れるチャンス!!
男の子達はとっても積極的😲「こんなに小さな幼虫もいるよ!」「さわってみたい!」と食い入るように見つめていましたよ。
お花屋さんでお仕事していた あやこ先生、お花に虫は付きものだからか、全然へっちゃら!
初めは「ちょっとこわい~」と言っていた女の子たち。「何もしないから、大丈夫だよ。」と園長先生が差し出した幼虫を、そーっとさわってみたら・・・
「やわらかかった」とドキドキしながらもにっこり。もちろん虫が好きな子もいれば、苦手な子も色々です。幼虫が怖くても卵なら平気。「ちっさーい!」と手の平に乗せてじっと観察していました。
幼虫たちは、じっとはしていません。手を離すとすぐに、自分で土の中へ潜り込んでいきます。土のお布団はふんわりしていて、赤ちゃんが一番安心できる場所なんだね。
「おしりの辺りが黒いのは、土を食べるからだよ。土が幼虫のご飯なんだよ。」と虫はかせに教えてもらった子ども達。「えー!そうなんだ。」と新しい発見に目がキラキラ。
他にもこんな発見がありました。ヒントは「お・し・り」😊
「おしりの近くにVの模様が入っていたら、オスなんだよ。」と園長先生が見せて下さいました。「ほんとだー!」今回の幼虫はオスが多いみたい!強そうなカブトムシになるのかな? 1年後が楽しみです。
園長先生に抱っこされると幼虫も愛情を感じるのか、じーっとしてVの模様を見せてくれましたよ💕
みんなで観察し終わったあとは、幼虫たちに「見せてくれてありがとう」といいながら、優しくお部屋に戻してあげました。
みんなで小さな命を大切に見守り、また、虫さん達から色んなことを教えてもらえた、貴重なひとときでした。
この日は、ほかにも発見がありました。きりん組のそうちゃんが『キアゲハ』の幼虫を見せてくれたよ。アゲハチョウの仲間でも、見た目が全然違うんだね。
しましま模様がとってもオシャレな幼虫でした😊そうちゃん、ありがとう。