幼稚園からのお知らせ

初・虫探し!荒田公園(年少組)

2021.06.02

いつも大きいお兄さんやお姉さんが、バスに乗って公園に出かけては「虫みつけた~!!」と戻ってくるのを、いいなあ、いいなあと眺めていた年少組の子どもたち。

6月2日(水)は待ちに待った「年少組も虫探しスイッチON!!」の日となりました。

ところが幼稚園周辺の公園は、最近草刈りが行われて「虫のすみか」が無くなってしまっていたので、まだ草が整備されていない『荒田公園』にバスに乗って出かけましたよ。

ここは、毎年、交通教室で利用していた公園で、階段をのぼった小高い場所に遊び場が広がります。運転手さんと教務課の先生達がそれぞれ出口に立って『見守り準備完了』。先生とお約束をして・・・さあ、虫探しスタートです!!

我先にと、ペットボトルの「ミニ虫かご」を取りに来た子ども達が並びました。

 

はじめは、「どうやって探せば良いのかなあ?」足下を見ながら、ゆっくり歩いていたみんな。

そのうち、「わあー!虫、いたよ!!」「ここ、ここ!」と色んな場所から聞こえはじめ、そのたびに「どこどこ!?」とみんなで駆け寄ります。

園長先生に、「見つけた!!」と誇らしげに見せに行く姿も。『虫博士』に「すごいね!よく見つけたね!」と、はなまる💮をもらって、とっても嬉しい笑顔😊

「どこにいたの?」「あそこだよ!きて!」

「ダンゴムシみつけたよ!こんなに丸まった」と大事そうに見せてくれました。小さなお友達を、まるで宝物のように、小さな手に乗せて遊ばせていた子ども達。

「みて、こんなに!」とシロツメクサの花束をしっかりと握って大事に持ち歩いている子も。

小さなかわいいタンポポが宝物。「きれい!」と何度も眺めていたね。

綿毛もあったね。広い公園に遊びに来れたことがすごく嬉しくて、み~んなご機嫌です。

「虫つかまえた!」「どこどこ?見せて!」友達とも一緒だからとっても楽しいね♪

とっても爽やかなお天気が気持ちよくって、思わず『バンザーイ!』

今回のように、「好きな所で虫探ししてきていいよ」と伝えた後は、先生が主体ではなく、子ども達が主役になって、自由に動く姿を見守りました。

色んな姿がありました。最初から積極的に虫を探しに行ける子もいれば少し戸惑って立っている子など・・・

「主体的に遊ぶ」と保育者の私達はよく言いますが、今回の公園は子ども達にとって初めての環境で、きっと虫探しを初めて経験した子もいたんじゃないかな?

小さな心に一生懸命自分でアンテナを立てて、虫や草花を探そうとしたり、友達や先生に関わろうとする姿。また、はじめはそれが出来なくても「そばに先生がいるから大丈夫」という安心感を感じてくれること。今日はその「はじめのいっぽ」だったね😊

どんな小さなことでも、子ども達が何かを見つけた時の喜びやうれしさ、また、ちょっぴり嫌な気持ちや心配している不安な心を、しっかり受け止めて一緒に共感していきたいなと、年少組の子ども達の姿を見ながら改めて強く思いました。

毎日の小さな心の通い合いを、このコロナで制限がかかる生活だからこそ、大切にしていきたいと思います。「またいきたい!」「今度いつここに来るの?」・・・うん、またみんなでお出かけしようね!!