白いゾウの優しい目
わたしは、白いゾウ。
園長先生が『花祭り』のために、この若葉第三幼稚園に連れて来てくれました。子ども達と一緒に歩ける日を楽しみにしているの。
けれど、今日も雨がしとしと降っていて、とても残念だな・・・。
そう思っていたら、かわいい子ども達が、わたしに会いに来てくれました。

まあ、かわいい。この小さな子ども達は、ちゅうりっぷ組さんっていうのね。
わたしのなが~い鼻やシッポや太い足をいっぱい撫でてくれました。
優しくて温かい、小さな手のぬくもりがとってもうれしかったです。



次は、年少組のお友達。
先生が、わたし(白いゾウ)が現れる紙芝居を見せながらお話しすると、みんなとってもおりこうに、静かに聞いていたからびっくり。

「ここに、ゾウさんがいるよ!」お話の中に、わたしの姿を見つけて、喜んでくれました。

わたしの背中に乗ってみえる『お釈迦様』をみあげて、「あ、見たことある!」「お釈迦様だね」・・・この前、甘茶をかけたことを思いだしてくれたのかな。

子ども達の眼は、きらきらしていて、とってもきれい。
自慢の金色のキバを「すごい!」って褒めてくれたから、うれしかったな。
わたしの目には、子ども達の一人ひとりが、とっても愛おしい『いのち』に映りました。

おや、今度は、年中組の子ども達が見に来てくれたみたい。
「お花がいっぱいだね。」と足下のお花を見つめる眼や、「おおきいな~」と驚いている まん丸な眼がかわいかったな。
そして、とってもかっこいい姿でお話を真剣に聞いているのは、さすがだなと思いました。

「なんで、白いの?」とふしぎそうな顔でわたしを見ていた子どもたち。
きっと、白い色のゾウを、みんなは初めて見たのね。真っ白のゾウさんも、ステキでしょ?

年中組さんの中には、わたしの背中に乗っている『お釈迦様』のまねをして、手を上と下にしている子もいて、「ああ、お釈迦様に親しみを感じているんだな・・・」と思いました。

月曜日には、年長組さんも会いに来てくれるみたい。とっても楽しみです♪
よく晴れた日に、子ども達と一緒にパレードができるのを、心待ちにしていますよ😊
~白いゾウより~
🌼その後、うさぎ組でのエピソード🌼
お部屋に戻ってから、あるお友達が「ねえ、あのゾウは、なんで白いの?」
子ども達はじっと考えてから・・・
「うーん、夢だから?」「優しいから白色になったの?」「お祭りだから、ケーキの白色かな?」
こんなかわいい会話を聞いたら、白いゾウさんはきっとにっこり笑うかもしれないね😊

