おいしいお芋ができますように!
秋にお芋掘りを行う幼稚園は多いですが、若葉第三幼稚園では、子ども達が苗植えから経験し、自分達で育てることを通して『自然の恵みに感謝する心を育てたい』・・・そんな気持ちで、毎年 年長組の子ども達と芋の苗植えを行ってきました。
今年は、長森校区の農園にお邪魔して、ボランティアの方々とふれあいながら『苗植えの仕方』を教えて頂けることになり、11日(火)にプチ遠足気分でバスに乗って出かけました。
軍手をはめ、水の入ったペットボトルを手に、子ども達はわくわくしながら、バスに揺られて20分の広大な農園に到着!

何本もマルチを敷いた「畝(うね)」を作って、待っていて下さいました。「こんにちは!」「おねがいします!」と元気にご挨拶。
手で掘って苗植えをするものとばかり思っていた私達の前に、『苗植えの秘密兵器』が登場😲
一人ひとりに手渡された『秘密兵器』は、苗をスムーズに正しく植えるために大活躍の道具。さあ、この後、苗植えをしている子ども達の手元にご注目くださいね!

「この苗から、どうやってお芋が出来るの?」子ども達の素朴な質問に「苗は斜めに植えると根っこが伸びやすくなり、お芋がゴロゴロできるんだよ。」
「苗は、根元から節(ふし)が3つ埋まるように植えるといいよ」と、ボランティアの山田さんが、苗植えのコツを教えて下さいました。(私達も初めて知りました💦)

早速、子ども達は『秘密兵器』を使って、苗植え開始です!

そう、秘密兵器とは、この大きな『ヘラ』でした😊
ヘラを土にぐっと差し込み、斜めに倒し、そこに苗を滑らせるようにして植え込むのだそうです。子ども達は、一人3本も苗を植えることが出来、1本目は慣れない手つきでしたが、3本目になると、ヘラの使い方もマスターし、上手に植えていましたよ。

「そうそう、こうやるんだよ」ボランティアの方々は、子ども達にとっても優しく教えて下さり、心温まる、素敵なふれあいの場にもなりました。

「こんな細い茎で、ちゃんとお芋が出来るのかなあ」とちょっぴり心配している子も。みんなで「おおきくな~れ」とおまじないを唱えながら、ペットボトルの水を一つ一つの苗にかけていきました。




ペットボトルが空になったら、今日の苗植えは無事終了です😊
「次は6月頃に水やりに来ようね♪」と約束をした子ども達。これから苗がしっかり根付くまでを見守ってくださるボランティアの方々に、「(お世話を)よろしくお願いします。」とみんなでお願いして、帰途につきました。
自分達が植えた苗がどんな風に成長していくのかな。「みんなでおいしいお芋が出来るように水やりや草抜きをしに、また来ようね。」と話すと、「うん、また来たい!」「ぼく、水やりするよ!」と元気な返事が返ってきました😊


子ども達がバスに乗って帰った後、ボランティアの方々は一つ一つの苗がちゃんと植えられているかを丁寧に確認してみえました。心のこもったお世話をお手伝いして下さる姿には、頭が下がる思いでした。

さて・・・翌日、幼稚園では、「昨日行った畑に、みみずがいたよ。」「はさみ虫もいた!」「どんな土だった?」「ふわふわの土だったよ」「黒かった」と苗植えを思い出している様子が伝わってきました。
そこで、年長組のみんなに、先生達がこんな大型絵本を読みました。

まるで自分達がモグラになった気分で、苗植えの畑で出会った虫たちを思い出しながら聞いていた子ども達は、ページをめくるごとにさまざまな生き物が出てきて、興味津々。。。

「あ!幼虫もいるよ。」「にんじんの葉っぱ、見たことある!」「あの畑にも、モグラいるのかなぁ」と、どんどん想像力が広がる子ども達。

「でっかーい!」「こんなに大きなお芋ができたらいいな!」大きな大きなサツマイモが出てくると歓声が上がりました。

これから子ども達は、みんなでお世話しながら「苗がどんな風に生長していくのか」を見届けることで、きっと収穫したときの喜びが倍増することでしょう。
苗植えの実体験を通して、お芋は勝手に土の中にできるんじゃなく、一本の苗から根が出て葉が出て、どんどん変身していくことを知ったみんな。
そして、「作物が大きくなるには、何が必要なのかな?」「どうやってお芋になっていくのかな?」・・・など、苗植えでいろんなふしぎを持ち帰ってきたようです。
これから、水やりやお世話をする体験を重ねながら、じっくりゆっくり、みんなで考えて行きたいなと思っています😊

