鵜飼ミュージアム見学(年長組)
7月16日(水)、天候悪化のために残念ながら中止になってしまった『ブルーベリー狩り』。
翌日の『鮎の放流体験』も雨天で難しいかもしれず、でも、子ども達は長良川の鮎や鵜飼に興味が高まっている・・・

そこで、急遽『鵜飼ミュージアム見学』に変更しました。(急な申し込みにも、快く対応して下さった鵜飼ミュージアムの皆様、本当にありがとうございました。)
バスに乗ること20分、長良川沿いに建てられた、岐阜を象徴した建造物や 鵜飼船が見えてきました。
みんなの心は、ワクワクが最高潮に!
ミュージアムの職員さんが、到着した子ども達を大変温かく出迎えてくださり、さっそく二手に分かれて、出発です。
みんなが生まれ育った岐阜県の伝統文化や、長良川に関わる生き物たちに出会えるチャンス。思いっきり楽しもうね!

着いてすぐに、子ども達の目に飛び込んできたのは、大きな大きな提灯船の帆。
この日は、川祭りがおこなわれる予定だったのですが、天候が悪く中止になってしまったそうです。
🌊川祭りとは🌊
毎年7月16日に、長良川での水難防止と、長良川鵜飼での鮎を供養する目的を兼ねて行われる祭事です。
昔は、この祭が終わると川遊びをしても良いと言われていたそうです。神明神社で鵜匠らによる鮎供養が行われた後、こちらの『三重塔』・『鳥居』などをかたどった提灯船が運航され、最後は花火で締めくくられます。
提灯船をこんなに間近でみるのは私も初めてで、白と赤の提灯が形を成す その姿に圧倒されました。
同じく提灯船を見上げた子ども達は・・・
なんと「提灯はいくつあるかな?1,2,3・・・」と数えだしましたよ。
提灯の数が多すぎて、途中でどの提灯を数えたか分からなくなり「多分、全部で100個はあるな~」の言葉に、思わず笑ってしまいました。

さて、『ウミウ』を見に行ってみると、ちょうど『エサやりタイム』でした。
鵜匠さんが、鮎を投げ入れると、大きな鵜たちが美味しそうに飲み込んでいましたよ。
「大きいねぇ」「あ!食べた!」子ども達は大興奮。貴重な体験ができました。

館内でも、詳しく鵜飼船の説明をしてくださいました。
この火は『かがり火』。これを焚くことで、明るく照らされて驚いた鮎たちが水面に上がってきます。それを、鵜が捕まえるそうです。


そして、2階には長良川周辺を一望できる場所がありました。
この日は、金華山に霧が立ち込めており、岐阜城がうっすらとしか見えませんでしたが、金華山や長良川の美しさに子ども達はうっとり見とれていましたよ。
こうしてみると、岐阜って本当に自然が豊かで、美しくて素晴らしい場所だなと改めて感じるとともに、この美しさや伝統行事を維持するために、日頃から尽力して下さっている地域の皆さんの姿が ふと目に浮かびました。

さあ、シアターの会場に進みます。ドキドキしながら薄暗くなった道を通り抜けると・・・

大きな大きなスクリーンで、さっそく鵜飼についての紹介動画が始まりました。
大変よく作られた映画に、子ども達は真剣に見入っていましたよ。

その後、長良川周辺に棲む生き物たちについてのコーナーでは、剥製された本物の生き物たちが 周辺の環境図とともにずらり。
近くでみたこともないような、ヌートリアやアライグマも並んでおり、どの子も興味津々で見ていましたよ。

カワウの目がエメラルドグリーンになっているのを見て、思わず「みてみて、鵜って眼が水色なんだね!!」というと・・・「そうだよ。本物の鵜は、目が水色なんだよ。図鑑で見たことあるよ」と教えてくれた子もいました。


鵜飼について工夫を凝らしたミュージアムでの体験を めいっぱい楽しんだ子ども達。
お土産のシールをもらって園に戻りましたが、お部屋に戻ってからも、鮎の話や鵜飼の話が聞こえてきましたよ。
その翌日、「すごく面白かったから描いたよ」と、素敵に描かれた絵が届きました。


一人ずつもらったシールを元に、ミュージアムのことを思い出しながらお家で描いたんだね。
鮎が元気に飛び跳ねていたり、かがり火に照らされて、川面がキラキラと輝いていますね。
シアターの中でも、鵜匠さんは、かがり火の火の粉を浴びながら、懸命に鵜を操っていました。その情景が、小さな心に焼き付いたんだなと感じました。
もし、夏休みの間に「どこに行こうか~」という日がありましたら、是非、この『鵜飼ミュージアム』に遊びに行ってみてください。
一足早く体験した子ども達が、「これはね・・・」と、得意げに紹介してくれることと思います😊

