もっともっと!!(知りたい・やってみたい)
化石集めや、化石磨きは日に日に活発になっています。
年中組の子どもたちが、大切にしている化石たちを持って年少組に見せに行ったり。
年次を超えた交流をしているクラスもあり、興味の輪が広がっています。
えり先生によると、年中組さんが化石を見せに来てくれたとき、「かせきってなぁに?」と目を輝かせながら、子どもたちが年中組さんを憧れの表情でみていたそうです。
さて園庭にいると「せんせい、大発見したから来て!」と声がかかり、急いで見に行くと・・・
「だんごらんど」の土を掘っていた二人が「これって化石じゃない??」
「何の化石かなぁ」とまたまた大発見のオンパレード。
桜の木の周りを掘り続けていたら、こんな白い塊が出てきて、子どもたちが
「雪かな?」「ちがうよ、化石だよ。」
こんな言葉まで飛び出しました。「カルデラかもしれない」
「雪だったら水に溶けるはず」「水に入れて実験してみよう!」
コップに水を入れて中に入れてみた年長と年中の2人。お外遊び終了の音楽が聴こえたので、コップを見に行くと・・・
「溶けてない!雪じゃなかった。」「火山の石だ。」
『ぼくが集めた化石、あげる!』
Nくんは、空っぽの虫かごに、毎日コツコツと化石を集めてきました。
最近、子どもたちが化石磨きに熱中するようになり、小さいお友達が「化石が見つからないよ~💦」と言っている姿を見ていたNくん。
おもむろに、虫かごいっぱいの化石をトレイの上にごろごろっと全部取り出しました。
「え?いいの?みんな持ってっちゃうかもよ?」と驚いていると、
「好きなの持っていってもいいよ。いっぱいあるからね。」
早速、数人の子がトレイに山盛りの化石を見つけて、「これがいい!」「ありがとう」とお気に入りの化石をもらっていきました。
自分の化石が、一つずつもらわれていくのを、じ~っと見ていたNくん。
「また化石見つけてくる!」と駆け出していきました。
早速、Nくんの化石をもらい、「どんな色になるかな~??」と一生懸命磨いている姿が。
それをNくんはじっと見守っていましたよ。
自分がみつけてピカピカにニスを塗った「化石」は子どもたちにとって宝物。
それを失くしてしまわないように、クラスでこんな箱をつくって毎朝ベランダに置いて宝物を自分の名前のスペースに確保しています😊
クラス全員のスペースを準備して、みんなが経験できるように、また子どもたちの興味がわいた瞬間を大切に見守りたいと思っています。
さあ、そんな遊びが深まりつつあるときに、あるお友達から思いもよらない相談がありました。
それをきっかけに、こどもたちの交流が起こり、とびっきりの時間をが過ごせています。
次号の『こどもしゅうかい』で紹介しますね😊