幼稚園からのお知らせ

いきものとうばん

2021.04.30

幼稚園の「アニマルランド」には、たくさんの命が集まり、まだまだ新しい命も生まれようとしています。

『アニマルランド』の動物たちも幼稚園の大切な仲間「長生きしてくれるように育てるには、毎日お世話をしないといけないね。」園長先生や運転手さんが、お魚の水槽を洗ったり、カメの甲羅を洗ったりしてお世話をしているのを、そばで見てきた子どもたち。

「先生、えさやりしたい!」と来てくれる子もたくさんいますが、きっと子ども達の中には、エサをあげたくても遠慮していたり、なかなか言い出せない子もいることでしょう。

そこで、幼稚園のみんなで交代でお世話していけるように、4月27日から『いきものとうばん』がスタートしましたよ。まずは、年長組さんから。

いきものとうばんには、「カメのえさやり係」「魚のえさやり係虫やちょうちょのお世話係」があり、その日の当番の子ども達で、役割を分担します。お当番さんは、それぞれの係のバッヂを肩につけてお世話します。

エサは沢山あげすぎてもダメなので、毎日決まった分だけ。「げんきでいてね」と心を込めてエサやりをしていますよ。

霧吹きで、アゲハチョウの幼虫や卵がついているミカンの葉をそっと湿らしたり、クワガタムシの土を根気よく濡らしてあげます。

毎日エサをあげたい子もいるけれど、ちょっぴりがまんがまん。当番が回ってきたら、みんなでお世話しようね。

「いきものとうばん」をみんなが経験し、この日常を積み重ねていくことで、子ども達の中に「いのちを大切にする心」や、「自分より小さく弱い生き物を守ってあげる気持ち」が根付いていってくれるようにと願いながら・・・私達も大切に見守っていきたいと思います。