安心感の輪(いちご組)
5月も半ばが過ぎました。
入園進級からまだ1ヶ月と半分しか経っていない幼稚園生活ですが、友達や先生との関係が深まりつつあり、幼稚園全体が活気に満ちあふれています。
そんな今日15日(金)、青空広がる園庭には、ピンク帽子のいちご組と先生達の姿がありました。

親子の『たまごクラブ』や『ぴーかぶークラブ』で関わってきた子ども達のいちご組ですので、「みんな慣れてきたかな?泣いてないかな?」と、つい足が向いてしまいます😊
先日、いちご組に遊びに行ったときのこと。
ちょうどランチタイム。給食を大きなお口で頬張る子もいれば、「何から食べようかなぁ」とじっと見ている子も、様々です。
そんなとき、「〇〇ちゃん、シチューを一口食べてくれました!」・・・担当の先生の、とても嬉しそうな声が響き渡り、他の6名の先生達もにこにこ笑顔で「〇〇ちゃんすごいね!」と大きな拍手が沸き起こっていました。
その子は、まだママが恋しくて、ずっと先生に抱っこされながら泣いていた子でした。
その日も「ママ。ママ。」と言いながら、先生に手を引かれて生き物コーナーにお魚を見に来ていました。
そんな〇〇ちゃんが、ほんの5分でも泣かずに給食のひとくちを食べてくれたこと。
それは、先生たちにとって大きな大きな成長でした。
すぐに子どもの姿を伝え合い、先生みんなで喜び合っているいちご組の絆に、何だか涙が出そうになりました。


そんな〇〇ちゃんはお外遊びが大好きで、泣かずに楽しめる日が増えてきました。
先日お母さんとお話ししたところ、家では「幼稚園行きたくな~い」と1時間半ほど泣きわめく毎日で「もう休ませた方がいいのかな?」と心がしんどくなるし、子どもの心も心配になるとお話してくださいました。
けれど、そんな〇〇ちゃん。
沢山泣いた後に、自分でリュックを持ってきてハンカチをポケットに入れて「幼稚園いく。」と準備し始めたそうで何とか連れてこれたそうです。
幼稚園は本当は楽しいところなんだって、知っていてくれたのかな。
先生達に、ちょっぴり会いたくなってくれたのかな。
小さな心の葛藤を保護者の方と共有することで、園生活の一歩を再度踏み出すことが出来ました。
「ママがいい。」という安心ワードも、たくさんたくさん言っていいんだよ😊
先生達は小さな気持ちをぎゅっと受けとめ、温かく心に寄り添い続けています。

さて、そんないちご組さんは、15日の今日、初めて『IBAキッズリトミック』を体験しましたよ😊
色んな国の先生やバイリンガルの先生達が来てくれたこの日。英語で会話している先生達の声に、子ども達のお顔は「いったい何が始まるんだろう・・・」
硬い表情の子もいましたが、クラスの先生達が寄り添います。

子ども達は新しい先生達をみて、泣いたりすることは無く、とにかくドキドキ。(鼓動が伝わってくるようでした😊)
さっそく、先生の動きを真似っこしている子も。

楽しい英語の曲に合わせて、歩いたり走ったりジャンプしたり!
毎日やっているリトミックと少し似ていたせいか、ちょっぴり笑顔も増えてきましたよ。


たくさん身体を動かした後は、絵カードでフォニックス!
先生の絵カードを一生懸命見て、発音をじっと聞いていた子ども達。

最後は一人ずつタッチ!やっとみんなの笑顔が見られました😊
10分間があっという間でしたが、優しい先生達だと分かって、楽しく安心できる時間だったようです。

『愛着形成(アタッチメント)』というワードを聞かれたことがあると思います。
単なるスキンシップ(皮膚接触)とは異なり、『一人の感情の崩れを二人の関係によって立て直すこと』を言います。アタッチメントは乳幼児期に非常に大切で、年齢に応じて、子どもへの関わり方も変化していきます。
日常生活の中で、傍にいる大人(先生や保護者の方)が、子ども達の『安心できる基地』と『心の避難場所』として、バランスよく果たしていくことで、安心感の輪が回り始めます。
これは、いちご組だけでなく、全年次の先生達が一番大切にしている保育の姿勢です。
一人ひとりの子ども達が、「幼稚園で遊ぶのって楽しいな」と心から安心して過ごせるように、職員みんなで温かく丁寧に見守っていきますね。みんな、来週もいっぱい遊ぼうね!

