わかばオリンピック2025
2025年のわかばオリンピックは、『みんなのえがおをパワーに!』を合言葉に、新しい形で進めてきました。
『運動会』などの大きな行事は、お子さんの成長を感じて頂ける機会でもありますが、ご家族にもお子さんとのかけがえのない時間を思いっきり楽しんでいただける貴重な機会でもあると思っています。
また、子ども達を真ん中に、幼稚園とご家族とが会場でひとつになって盛り上げられる大切なひとときです。

今年は、幼稚園時代でしか味わえない、特別なオリンピックにしたいと願いながら準備を進めてきました。
今こうしてオリンピックが無事に終えられたのも、ご家族の皆さまの深いご理解と多大なるご協力があってのことです。心からお礼申し上げます。
ここで当日を振り返ってみたいと思います。
年長組の子ども達によるプログラム紹介にてスタートしたオリンピック。
あんな大きな会場で、人前で何も見ずに発表するのは、大人の私たちでも緊張します。子ども達は、少し震えながらも、自分の持てる勇気を振り絞って皆さんに声を届けてくれました。
年長組さん、立派だったよ、ありがとう!!

開会式では、今年初の『応援合戦』✊
保護者の皆さんも、先生も、みんなでお揃いのハチマキをして、子ども達にエールを送りました!
年少組の子ども達は初めてのオリンピックで心配そうなお顔も見られましたが、お家の皆さんのエールを聞いて、にっこり笑顔が広がりましたね。

そして、いよいよ開幕です。
年長組の鼓笛『ドラムマーチ』は圧巻の演奏でした。
子ども達はお互いの音を聞きながら、「合わせよう、合わせよう」としている気持ちが伝わってきました。
心のこもった音色は、会場全体に、とっても誇らしげに響きました。


年中組のダンス「ポポポポポーズ」・・・子ども達は手作りのサンバイザーが大のお気に入り。
グーチョキパーの振り付けもバッチリで、昨年に比べて移動もありましたがそれぞれが自信をもってダンスを披露してくれました。大きな拍手をもらったときの嬉しそうなお顔は最高でしたね!
年少組の頃に比べると、本当に心も身体も成長した子ども達の姿に、ぐっと胸が熱くなりました。

年少組のダンスは「大好き!ポップコーン」
1学期にポップコーンをみんなで食べてからすっかり虜になり、ポップコーンの帽子も子ども達の笑顔を引き出してくれました。ずらりと並んだ観客の姿にびっくりして、いつも以上に緊張している姿もありましたが、そんな姿も愛おしく、思わず抱きしめてあげたい気持ちになりました。
小さな勇者たちに、会場全体で沢山の拍手を送って下さり、ありがとうございました😊

年長組の幼稚園生活最後のダンス「ケセラセラ」
子ども達の夢中で踊る姿に、思わず涙がこぼれたのは私だけではないと思います。
3年前、入園したばかりの子ども達の顔が頭をよぎりました。こんなに素敵な子ども達に成長してくれたことに、言葉が出ないくらい胸がいっぱいになりました。
子ども達は半年間かけて、スポーツタイムの大塚先生とさよ先生に指導して頂きながら、楽しんで練習してきました。
出来ないことが出来るようになり、「先生、ダンス見に来てよ!!」と子ども達が誘いに来てくれる日が増えてきて、自信をどんどん付けていく姿が眩しく、溢れんばかりのすごいエネルギーを感じてきました。
オリンピックでは、大好きな友達や先生と一緒に、自分を思う存分表現できたこどもたち。大きな拍手に包まれたその表情は、やりきった喜びと達成感に満ち溢れていました。


年中組の「ボルトポーズ!!(玉入れ)」
ねらってねらって・・・!ウサインボルトの正しい姿勢で、かごを指さして球を投げる子ども達。私たちも戦わせてもらいましたが、玉が命中すると、「やった!」と気分が上がります。
子ども達は、なかなか入らなくても諦めないで、一点集中して頑張っていましたね。これからの球技に繋がる、意味のある玉入れだと考えています。
来年は保護者の皆さんにも味わって頂けたら・・・なんて考えています😊

年長組の「親子綱引き」
毎年、一番見ごたえのある親子競技です。(前半ではご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした。)
息を合わせて、お助けマンのご家族と一緒に力強く綱を引いていた子ども達。これまで負けては悔し涙を流しながら、今度こそ!の気持ちで練習してきました。
一人では、勝てない。みんなの力がひとつになるからこそ、互角に戦えるんだと実感する競技です。
会場の皆さんの応援が後押しして、笑顔あふれる戦いとなりました。

年中組の親子競技「大玉転がし」
今年は距離をいつもの倍くらい長く設定して、皆さんに頑張って頂きました。
子ども達の嬉しそうな顔、顔、かお。スラロームのジグザグ部分を皆さんとっても上手にコントロールされていてびっくり。どのチームも、とっても息の合った姿でしたね。
帰り際、あるお母さんが「先生にメダルをあげたくて、私の方が張り切りすぎちゃいました!」と仰ってくださったそうです。担任の先生が、とっても嬉しそうに聞かせてくれました。

年少組の親子競技『それいけ!わかば号』
ダンスの時には緊張のあまりカチカチになってしまった子も、この競技では、お家の皆さんと一緒なのでリラックス!!
子ども達が先頭になって、かわいい乗り物が次々に出発!
ドッスンやクリボーをうまくかわしながら、ゴールではベルを嬉しそうに「チン!!」と鳴らして交代です。
お家の方の一生懸命な姿や、はりきって運転する子ども達の笑顔が、本当に微笑ましく感じました。

年長組「リレー」
今年から半周ではなく一周にし、子どもたちも全力で走り切ることに挑戦しました。
走り切った満足感を感じながら、練習に取り組んできた子ども達。バトンの渡し方も何度も練習して、最後は見事な走りっぷりでしたね。
保護者の皆さんの大きな大きな声援が、力いっぱい走る子ども達の背中を押してくれたようにみえました。
優勝して嬉しくて全身で喜ぶ姿もあれば、負けてしまって涙が止まらない姿も有ったり・・・
子ども達のドラマがそこにありました。子ども達と皆さんとの一体感を肌で感じたリレー。子ども達の頑張りにただただ拍手でした!!

そして、閉会式では、『真面目忍者』をみんなで踊りました。
お家の方々の、キレのあるダンスに「お忙しい中、お家で練習して下さったんだなぁ・・・」と胸がいっぱいになりました。
かけがえのない、素敵な時間を本当にありがとうございました。

子ども達のプログラム紹介にも、最後まで静かに耳を傾けて下さり、ありがとうございました。

さて、オリンピックが無事に終わり、きっと皆さんゆっくり過ごされていることと思います。
幼稚園は17日から再始動!早速、年長組の『おじいちゃんおばあちゃんと過ごす会』が開催されます。
そして、デイキャンプやどこでもドアの日、メモリーフェスティバルなど、また充実した毎日が続きますが、子ども達のペースを大切に、じっくりと味わっていけるように進めてまいります。
また、暑さも和らぐことと思いますので、子ども達が大好きな外遊びもしっかり行っていきますね✊
ひとつの大舞台を経験した子ども達との再会を楽しみにしています😊

