アートタイム『ふねの冒険』(年中組)
6月7日、「おはようございま~す!!」と、元気なおさとう先生のご挨拶で始まったアートタイム。
今回はひろ~い3階ホールで、海のように真っ青なブルーシートを敷いて、作品作りです。
おさとう先生は、絵の具でも色々な種類の『海の色』を準備してくださいました。
「筆をへびみたいにニョロニョローッと動かすとあっという間に波ができますよ」
波の色はどんな色かな?おさとう先生が作ってくれた波の色は、緑っぽかったり薄~い青だったり・・・子ども達は想像力をふくらませながら先生の描く波をみつめていましたよ。
子ども達が選んだ台紙の色も、色々ですね。
あさぎ色、水色、若草色、空色・・・と優しい色合いの中から、自分のイメージに合わせて「これにする!」と選びます。
へびみたいに・・・と大きく筆を揺らしながら描いたり、「大きな波にしよう」「ここは小さな波で・・・」
波には、お日さまの光が当たって黄色い部分もあったり、静かな穏やかな波を描く子も、さまざまでしたよ。
みんなの描いた海からは、今にもザザーンと押し寄せる波の音が聞こえてきそうですね。
さあ、今度は船を作ってみようね。
ハサミの使い方を子ども達と確認しながら、おさとう先生が切った形を組み合わせてみると、あっというまに『おさとう号』が出来上がり!
それを見ていた子どもたちは、
「パウパトに出てくる船を作りたい!」「海賊船をつくりた~い!」「二階建てでベッドのある船にしようかな」
「フライパンをのせて、船の中でお料理するんだ」と自分のイメージをどんどん膨らませながら楽しそうにお話してくれる子も。
さあ、はさみで船の形と窓、旗を切りました。
船は三角だったり四角だったり、台形だったり。。。
子ども達は船作りに全集中!!ホールが静かひとときを迎えました。
世界にたった一つの僕の船が「完成したよ!」その目はキラキラ輝いていましたよ。
オリジナルの旗もハサミでチョキチョキ切って作ったよ。
「夜の海だから、窓にカーテン付けたよ」なんていう細やかな工夫も。
色合いがとっても素敵な船がずらり!と並びました。
みんなが加筆した、大好きな家族や友達、キャラクター、動物たちが船に乗り込んでにぎやかです。
「さあ、いよいよ船出だ!!」
全員の作品を掲載したいくらい、心のままに表現した素敵な作品からは、海の音や船の揺れる様子、そして主人公(自分、家族や友達、ペットなどを描いたそうですよ)たちのお話が聞こえてきそうですね。
「やってみたいな、描いてみたいな。こんな風にしたいな!」
「できるかな・・・うん、出来そう!よし、こうやってみよう!」
子ども達のそんな想いが溢れているアートタイムでの作品は、12月のわかば・アートギャラリーで皆さんにご覧頂きたいと思います😊楽しみにしていてくださいね。