幼稚園からのお知らせ

わくわくポテトデー🍠①

2022.10.11

お天気に恵まれた10月11日と12日の2日間、子どもたちみんなで楽しんだ『わくわくポテトデー(WAKUWAKU・ POTATO・DAY)』

その名の通り、年中・年長組さんが、5月に苗植えをしてから約半年の間に立派に成長したお芋を掘りに行き、沢山のお芋やその蔓など余すところなく幼稚園に持ち帰って、年少組さんも交えて思いっきり楽しむ一日。

さて、まずは11日、芋掘りの先陣を切った年中組の子ども達が芋畑に到着した様子からどうぞご覧ください😊

軍手をしっかりとはめて「さあ掘るぞ~!」と勇ましくバスを降りた直後、ムカデが子ども達をお出迎え。

「虫、虫!!」と大絶叫する子もいれば、冷静に「これは・・・ムカデかヤスデかどっちかな?」と見つめている子も。子ども達には、普段から、園長先生が「触ると危ないから触らないように約束してね」としてお話してされている代表の虫なので、すぐに畑の外にお引越ししてもらいました💦

さて、広大な芋掘り農園では、地域のボランティアの皆さんが掘りやすいようにと蔓をどけておいてくださいました。

順番に自分の掘る場所に並んだみんなに、ボランティア代表の山田さんが「お芋はね、このなが~い蔓からつながって土の中に出来たんだよ。みんなが掘りやすいように短く切ったけれどお芋は蔓と一緒に土の中に隠れているからみんなで掘ってみてね。」とお話してくださいました。

子ども達は一人3株ずつ掘ることになり、いよいよ土に触れて芋掘りスタート!

掘ったらまたまた長~い蔓が出てきて、「あれ?お芋がなかなか出てこない💦」・・・なんてことは、しょっちゅうありました。

自分の手やスコップを使って、まるで宝探しをするかのように夢中で掘っていましたよ。

ズボンっと出てきた出てきた😊「やっとお芋が抜けたよ!」と喜びいっぱいのこう君。

いいお天気で暑いくらい。そんな中、汗をかきながら自分で掘ったお芋。嬉しかったね😊

両手に持ちきれないくらいのお芋を、お友達と見せ合いっこする姿も。

ただいま!沢山の『おみやげ』持って帰ってきたよ~!!

幼稚園では、待ってましたとばかりに、年少すみれ組・ひまわり組の子ども達が「やったー!お芋がいっぱいあるよ!」「さわってもいい?」と駆け寄ってきましたよ。

そして、どの子も一言目に「・・・おもっ(重っ)」「重たいね~!

みんなでお気に入りのお芋を持ってみたよ。

「ぼく、まあるいお芋が好き!」「こっちのは、長いなぁ」

「ひげが生えてる。」「(お芋の切れ目から出ている液体を指さして)この白いのはなあに?」・・・中にはクンクンと匂いをかいでいる子もいましたよ。

そんな風に心がわくわくしたり興味津々なことに出会ったとき、本能的に五感をフルに使っている子ども達を見て、改めてこのような経験がいかに子ども達にとって大切かを痛感しました。

さあ、蔓を使ってみんなで遊ぼう!今回、初めて蔓を見た子もいたようです。

力いっぱい引っ張り合ってもなかなか切れない頑丈な蔓も。

この蔓、ぼくより長いよ~!!

長~い列車が走り出すと、みんながにっこにこ笑顔に変身!

年中組さんたちも、お芋掘りの疲れを微塵も感じさせないくらい蔓遊びに夢中でしたよ。

園長先生と綱引き対決!!負けないぞ~✊

カラー帽子が大変身♪ まるで森の妖精になったみたい😊

こちらはお家に蔓を飾り付けて、おしゃれな家づくりに夢中!

さて、お迎えにみえた年中組のお母さんとお話していた時のこと。

「今日は『自分で掘る~!!』ってすごく張り切っていましたよ。」と様子をお話しすると、「朝、バスに乗る前に『泥んこになってもいいから、思いっきりお芋ほりを楽しんでおいでー!』ってお話したんです。」と聞かせてくださいました。

「軍手がどれだけ黒くなっているのか楽しみです!」とニッコリ笑顔のお母さんも。

そんなお話をしていると、この『わくわくポテトデー』はお家の皆さんにとっても、ドキドキわくわくしながら子ども達の帰りを待つ大切な一日だったんだな・・・と、とても温かな気持ちになりました。

そして、何かにチャレンジしたり夢中で取り組む子ども達の姿の後ろには、いつもご家族の温かな支えがあることを感じ、改めて幼稚園での一つ一つの経験を大切に行っていきたいと思いました。私たちにとっても、大きな収穫のあった一日でした😊