イモリが卵を産んだよ
4月27日(水)、いきものコーナーで、ふしぎ発見😲!!
「これ、卵じゃないかな?」と園長先生。アカハライモリが卵を産んでいたのです。
昨日、私も園長先生からイモリの身体が少し青っぽくなっていることを教えて頂き、「・・・確かに!」と目で確認したばかりでした。身体が青っぽくなっているのは発情期だからだそうです。
園長先生はさすが生き物博士です。そろそろかな・・・と、事前に水槽に藻を入れて、産卵しやすいように準備して下さったのです。
緑色の人工藻の中に産み付けられた、2個の卵。それは透明のゼリーのようなものに包まれていました。新しい、いのちの誕生です。

わくわくする気持ちを抑えながら、早く子ども達に知らせねば、と放送で紹介すると、さっそくワイワイガヤガヤ・・・たくさんの足音が近付いてきました。
「どこに卵があるのかな?」ハンドライトで、藻の中をじっくり観察する子どもたち。


「あった、あった!」イモリのお母さんが一生懸命に産んだたまご。
「みんなで大事に育てようね。」と、かずこ先生。


そこへ、月刊絵本の付録『自然ずかん&ずかんポシェット』をかけた、探検隊のみなさんも登場。


みらい隊長と一緒に、子ども達は真剣な顔つきで図鑑に見入っていましたよ🔍

こちらは年少組のこどもたち。2人で虫眼鏡を握りしめて、図鑑をみている様子はまるで本物の生物学者のようですね😊

生き物コーナーに来ると、子ども達はたくさんの不思議に遭遇します。自分が好きな生き物や興味がある昆虫のところにいって、一生懸命に「触れよう」とします。
そんな姿を見ていると、私たち人間も小さな幼虫も、みんな目に見えない何かで通じていて、無意識のうちに、命と命が触れ合おうとしているように感じて、ちょっぴり不思議な気持ちになります。
そして、生き物コーナーにいるときの子ども達の目は、どの子もキラキラ輝いているのです。

これからも「若葉第三幼稚園・生き物コーナー」が、子ども達の興味関心を引き出してくれるだけでなく、子ども達にとっても、自分らしくいられる場所になっていけたらいいなと思います。
小さないのちにも愛情を持って関わることが出来る、優しい心を育てていきたいですね💕

