いきもの当番、頑張ってます
教務課前の「生き物コーナー」では、沢山のいのちを育てています。
先日、園長先生がイシガメとミナミイシガメを連れてきて下さり、子ども達は3つ並んだカメの水槽を珍しそうに見に来ていますよ。

岩の上にちょこんと乗っかっている姿や、虫眼鏡をのぞきこんんでいるような姿がとてもかわいいカメたち。年長組さんが名付け親となって、現在紹介プレートなどを作成中です😊

さて、『生き物当番』になった子ども達は、さかな・カメにえさやりをしたり、昆虫の土に霧吹きで湿らせたり・・・色んなお仕事をがんばっていますよ。
中でも、園長先生が「少し難しいかも知れないけれど、やってみようね。」と教えて下さったのが、イモリの赤ちゃんへの餌やりです。以前にもご紹介しましたが、生き餌を塩水に入れて一晩空気を入れながら置いておくと、翌日、小さなオレンジ色のプランクトンが動いていることが分かります。

子ども達は、スポイドでそのプランクトンを吸い取っては、小さなイモリの赤ちゃんに与えます。何度か行ううちに、スポイドの扱い方も上手になってきましたよ😊

「ちゃんと食べてるかな?」小さな赤ちゃんですので、子ども達もちょっぴり心配そうに覗き込んでいましたが・・・


お腹の辺りがオレンジ色になっているのが、分かりますか??これは、エサを食べた証拠😊ちゃんと、子ども達の餌やりは成功していましたよ。

生き物との触れあいではこんな場面も。
先日、生き物当番の仕事をしに来た年長組のりょう君が、「せんせい、ベランダにアゲハチョウが死んでいるよ」と教えてくれました。
みんなは動かないチョウチョをじっと見つめていましたが、園長先生が「お墓に埋めてあげる前に、身体のつくりを観察させてもらおうね」と虫眼鏡で見せて下さいました。

蜜を吸う部分や、足のつくりをよ~く見たあとに、みんなで「ありがとう」といいながら『お墓』にそっと埋めて、手を合わせてくれた子ども達です。

「いのち」というものを本質的に理解することはまだまだ難しい年齢の子ども達。
可愛がりすぎて死なせてしまったりすることもありますが、お世話をすることを通して、少しずつ「いのち」の大切さを感じ取ってくれたら・・・と思います。
明日も、お当番さん、よろしくね😊

