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令和２年度が無事に終わろうとしています。

振り返れば　昨年度の３月はじめから、保護者の皆様には、様々なご協力をお願いしてきました。やむを得ず２ヶ月の臨時休園となり、再開できたのが５月の４週目。そこから２週間の分散登園では、３密を避けるため、保育の時間帯に合わせてお家でのご都合を付けていただいたり、お迎えをドライブスルー方式にしたり、急遽バスコースを増やしたり、お迎え場所と時間を指定させていただいたり・・・と大変ご迷惑をおかけしながらお願い事をしてきました。

その時々に、本当に温かい言葉も頂きました。「先生達も気を付けて下さいね。」「大変ですが、負けないで頑張りましょう。」「私達に出来ることがあればいってくださいね。」・・・職員は保護者の方々の励ましを支えに、一致団結で取り組むことが出来、ただただありがたい気持ちでいっぱいでした。

大きな行事を行うことには勇気が要りましたが、人数制限や会場での細かいお願い事をきちんと理解して下さり守っていただけたことで、無事に開催し、会場のみんなで子ども達の成長を見届けることが出来、また次への一歩を踏み出すことも出来ました。

身近な方にコロナ感染の可能性が出たり、PCR検査を受けるという情報を、いち早く幼稚園にご連絡頂けたり、その方々を心配してくださるお声を届けて下さったり、改めて若葉第三幼稚園の保護者の素晴らしいお人柄を感じずにはいられませんでした。だからこそ、子ども達が、驚くような優しさを見せてくれたり、周りに思いやりを持って接してくれるのだなと。。。

保護者の方が、コロナを正しく怖れ正しく対処するようお願いし続けている幼稚園の対応・姿勢を理解して下さったことで、過敏になりすぎず、子ども達の毎日の保育を維持することが出来ました。

保育の現場では試行錯誤の連続で、本当にこれでいいのか、もっとできることはなかったか、と反省はたくさんありますが、『こどもたちのために』があれば、乗り越えられないことは何もないのだと気付かされ、たくさんのことを学び、教えられた一年でもありました。

感染対策はまだまだしばらく続けていかなければなりませんし、人数制限も解除が出来ない状況ですが、出来る限り工夫して執り行っていきますので、どうかこれからもご協力をお願い致します。

＜朝の登園では・・・＞

保護者用名札の提示と共に、毎日の検温、チェック表記入、マスクハンカチの替えをもたせていただくことなど、保護者のみなさんの毎日の努力と積み重ねで今があります。本当に感謝致します。バス通園の方も、毎日のご協力をありがとうございます。

一番小さなちゅうりっぷ組（満３歳児クラス）の子ども達にも、感染予防の習慣がしっかりと身につきました。

お姉ちゃんと一緒に、指の先まできちんと消毒。手洗いも含め、感染対策を子ども達がきちんと行えるのは、ご家庭でもお声がけして頂いているからだと感じています。

そして・・・お家の方の「がんばって！いってらっしゃい！」と愛情たっぷりのスキンシップ😊

お子さんが廊下を歩いて見えなくなるまで、じっと見守られているお母さん達の姿を目にすると、「今日も子ども達を大切に保育しよう。」と身が引き締る思いになります。

子ども達や、保護者のみなさんの笑顔のために、新しい一年もみんなで力を合わせていきたいとおもいます！春休みはくれぐれも事故などに気を付けられ、楽しくお過ごし下さいね。