幼稚園からのお知らせ

園内花まつり~灌仏会~

2021.05.19

19日(水)、幼稚園のホールで『園内花祭り』を行いました。あいにくの雨天のため、白い象をみんなで引いて歩くのは後日に延期し、今日はホールで『灌仏会』を行いました。

年長組の子ども達の行事となっていましたが、今回は年少組から年長組まで、2クラスずつに分けて、順番に全園児が体験しましたよ。

「花祭りって、なに?」「どんな日なのかな?」園長先生のお話に一生懸命に耳を傾けている子ども達の姿が印象的でした。

★年長組★

昨日、お釈迦様の誕生にまつわる動画をホールで見た年長組のみんなに、園長先生が「お釈迦様が教えてくれたことをひとつお話しするね。」

園長先生は実際にバケツに水を垂らしながら、こんなお話をして下さいました。

「空っぽのバケツに、お水を一滴たらしました。これを繰り返したら、バケツの中はどうなるかな?お水でいっぱいになるね。みんなの心も、どんな小さなことでも、嘘をついたり、お友達に意地悪しちゃったり、やってはいけないことを繰り返し何度もやってしまうと、このお水のように、悪い心がいっぱいになって悪い人間になってしまうんだよ。逆によいことをいっぱい積み重ねると、よい心でいっぱいになれるんだよ。・・・こんなお話をお釈迦様はして下さいました。」

そして、花御堂の由来や、お釈迦様の誕生にまつわるお話を聞かせてもらった子ども達。

その後、順番に甘茶をお釈迦様にかけてお参りをしましたよ。

小さなお釈迦様が、天と地を指さして佇む姿をじっと見つめる子も。年長組らしく、丁寧にお参りが出来ていた子どもたちでした。

★年中組★

初めての花祭り。年中組さんもこんな風に体験しましたよ。手を携えなくても、自分で甘茶をすくって、そっとお釈迦様の頭にかけている子ども達の表情は真剣そのものでした。

園長先生がお経を唱えられ、厳かな雰囲気の中で、子ども達はとっても貴重な体験をしましたね。

★年少組★

まだまだ小さな年少組の子ども達。お釈迦様に見守られながら、甘茶をかけてお祝いです。上手に手の平を合わせてお参りが出来ましたよ。

🍵甘茶を味わってみたよ🍵

花祭りの飲み物といえば、甘茶です。飲むと無病息災でいられると昔からの言い伝えが。甘茶というのは、ユキノシタ科のアマチャの葉を蒸して揉み、乾燥させて煎じたお茶で、漢方薬としても使われ、ほんのりとした甘みがあります。
灌仏会を体験したばかりの子ども達は、さっそく、教室で甘茶を味わってみましたよ。あま~いお茶ってどんな味なのかな?と興味津々。

先生達が、急須を用意して、一人ひとりに少しずつ注いでいきました。

「どんな味かな?」わくわくしながら、注がれるお茶をみつめる子ども達。

どきどきしながら、飲んでみたら・・・

「あま~い!!」年に1回の貴重な体験になったね😊

こんな風に、『花祭り』という昔から仏教行事を経験した子ども達。

園長先生がお釈迦様の教えを話された最後の『みんなの命は世界でたったひとつしかないんだよ。だから自分のことを大切にして、自分を好きになっていこうね。』というメッセージ。小さな子ども達の心にも、確かに届いたように感じました。

そして・・・帰りに「先生、甘茶飲んだら、ちょっと苦かったよ。」とお話に来てくれたゆずちゃん。花祭りの思い出は、きっと甘茶の味とともに心に残っていくことでしょう😊

🌱花祭りの豆知識🌱

花祭りには、旬の食材が好まれ、なかでも地上に出たばかりのタケノコは、土の中から天に向かって真っすぐ伸びる姿が誕生仏に似ていることから、仏影蔬(ぶつえいそ)とも呼ばれ、尊ばれています。ちなみに、古くは「笋」と書いて、タケノコの新芽を表しました。他にも、サヤの先が天に向かって伸びる空豆(別名・仏豆)「天上天下唯我独尊」に通じる独活(うど)などが用いられるそうですよ。お家でも、そんな食べ物がお食事に出たときには、子ども達と話題にしてみてくださいね。