幼稚園からのお知らせ

命を守る訓練(朝の外遊びにて)

2025.07.01

7月1日(火)。今日も暑い暑い日になるとの予想でしたので、朝のうちに、園庭での遊びをたっぷりと行いました。

まだまだ遊びに夢中だった、10時10分。突然『緊急地震速報』が鳴り響きました。

『命を守る訓練』、開始です。(いちご組は今回は参加していません。)

近くにいた年長の子が叫びました。「先生、本物?本物の地震なの?」

見守り当番の先生達が、大きな声で「みんなここに集まって!!」と力を振り絞って叫びました。

最初だけ、キャーッという叫び声が聞こえましたが、泣き叫びパニックになる子は、ほとんどいませんでした。

それどころか、とっさに『火事の時の約束』が頭に浮かび、口を押えて走り寄ってくる姿が多く見られました。

満3~5歳児の幼い子ども達。その判断力ではなく、先生の分かりやすい指示と誘導で全員の命を安全に守らねばなりません。

園庭の中央に集まった子ども達の目は、必死で自分の先生を探していました。担任の先生が「ここだよ!もう大丈夫だよ」と大きな声をかけると、心からホッとした様子でした。

万が一、担任の先生がバス当番で不在の場合は、同じ年次の先生が動揺する子ども達を落ち着かせながら、点呼と人員確認を徹底します。その訓練にもなりました。

 

また、園庭にいち早く集まった子ども達は、部屋から避難してくる子ども達のことを心配そうに見ていました。「早く早く、ここだよ!」と叫ぶ子も。みんな、本気で友達を心配しているのです。

不安で胸が押しつぶされてパニックになることの無いように、避難後も安心できる声掛けを途切れないようにすることや、避難に時間がかかっている場所を把握して、助けに入ることの重要性も痛感しました。

ごちゃ混ぜになった子ども達をクラスごとに並べて点呼を取るとき、今回は『カラー帽子の色』に助けられました。でも、いつも被っているわけではないカラー帽子ですから、本来頼ってはいけないことです。

確実に安否確認をするためにも、しっかりと指示を出し、子ども達自身も指示に沿って動けるようにする訓練がまだまだ必要だと感じました。

子ども達が様々な場所で自由に遊んでいる時に地震が起きた場合、『建物の中にいる先生たちの役割』も非常に重要です。

各部屋にいる子ども達を、先頭に立って迅速に避難させる先生、そして子ども達が取り残されることの無いように、最後尾について確認してから避難する先生。

万が一、誰かの怪我を発見した時に『速やかに助けを求める」ことにも、先生自身が慣れておかねばなりません。

訓練が終わり、全員無事に避難が出来たことを伝えると、ホッとしていた子ども達。

突然の訓練にきっと驚いたことと思いますが、先生たちは「経験出来てよかった」と話していました。

今回の訓練で、「こんな時どうする?」という疑問点が色々と出てきましたので、職員会議でしっかりと確認し合い、今後も命を守る訓練を引き続き行っていきたいと思います。